初期妊婦健診では、
異常なしと言われたけれど・・・
「こむら返りを繰り返していて、やっぱり心配!」
そんな不安に思われているママへ。
今回は、こむら返りの原因や対処法、
妊娠とこむら返りの関係性を
お話しします^^
こむら返りの原因、病気との関係性
まず、こむら返りとは、
主にふくらはぎの筋肉の一部が本人の意志に反して
収縮し続けている状態のこと。
ではどうして足がつるのでしょう?
- 筋肉疲労
- 冷え
- 骨盤のゆるみ
- 体重の増加
- ミネラル不足
- 運動不足
- 水分不足
- ホルモンバランスのみだれ
etc.・・・
これらが主な原因といわれています。
妊婦さんは、すべて当てはまりますので
無理もないですね。。。
(とてもお気の毒ですが・・・)
注意してほしいのは、
- 脳卒中、心筋梗塞の前触れである
- 閉塞性動脈硬化症によって起こる
といったような、危険なこむら返りの場合です。
閉塞性動脈硬化症は、
下腹部の奥あたりで両脚に別れる太い動脈が詰まり、
下肢に血液が流れにくくなる病気。
最悪は脚の切断になることもあるといいます。
それが脳で起これば脳卒中。
心臓なら心筋梗塞になります。
この閉塞性動脈硬化症かどうか、
を見分ける簡単な方法として、
仰向けに寝て両脚を斜め45度くらいに上げます。
きつかったら、支えてもらってください。
そのまま足首を手前に倒したり伸ばしたりと
何度か繰り返します。
片方ずつ、行ってください。
これで足が蒼白になれば、
動脈硬化が疑われるということになります。
このサインがみえたら、
必ず医療機関を受診してください。
他に用心しておかなくてはいけないものとして、
- 甲状腺機能低下症
- 腎不全
- 糖尿病
などがあります。
いずれも妊婦健診で尿検査や血液検査を行いますので、
指摘がなければ安心かと思います。
ですが、あまり頻繁にこむら返りが起こる場合は、
主治医にご相談ください。
こむら返りの対処法
では、いざ起こった時
「いたーい!時」の対処法です。
こむら返りを治すには、
収縮してしまった筋肉を伸ばす必要があります。
妊婦さんにお勧めなのは、
壁を使ったストレッチです。
まず壁の方を向いて足を延ばした状態で座り、
足の裏を壁に押し付けます。
少し前に傾く姿勢で、
かかとまでしっかり壁に押し付けて、
その状態をこむら返りが治るまで維持します。
あわてずに、少しだけ辛抱してくださいね。
私は、すぐ立ち上がると楽になるのですが、
妊婦さんの場合は、転倒の危険がありますので、
すぐ立つのはやめましょう。
それから、翌日の筋肉痛予防には、温湿布が効きますよ。
重篤な病が隠れていなくても、
あの痛みはつらいです・・・^^;
頻繁に夜中におこると睡眠不足になりますので、
ぜひ予防をしてください。
サポーターを使うという手もあるみたいですよ。
できる範囲で、
ストレッチやウォーキングを行いましょう。
特に、
- 下半身を冷やさない工夫をしましょう。
- カルシウムやミネラルを摂取しましょう。
- 日光浴も大切です。
ご自分だけの身体ではないので、
赤ちゃんの分も十分大事にしてくださいね^^
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