働いていると、付き合いで飲みに行かないといけないことも、
多々ありますよね~
そんな飲みの席。
楽しい席なら、お酒もどんどん進んでしまいます。
翌日、記憶が無い・・・
そんな経験をした人も、
たくさんいるはず。
でも実は、この飲み方は、
もの凄く危険なんです!
今回は、お酒の怖い影響のお話をしたいと思います。
アルコールが脳に与える悪影響!?
お酒を飲み過ぎて、記憶を無くしてしまう。
この症状、ブラックアウトと呼ばれます。
いわゆる急性アルコール中毒による意識障害ですね。
このブラックアウトが起こる原因はというと、
脳の中の海馬という、記憶をつかさどる組織が
アルコールによって働きが鈍くなってしまうから。
海馬が鈍くなってしまうと、
記憶を定着させることが出来なくなってしまいます。
憶えることが出来ないので、
今この瞬間に起こった出来事すら、
理解が出来ません。
「でも、記憶が無いのに、どうして家に帰ってるの?」
海馬がアルコールで阻害されるのは、
新しい記憶。
ですので、過去に憶えている記憶は、
忘れることはありません。
家への帰り方、鍵の開け方や着替え方などは、
もう既に記憶に定着しています。
意識が無くても、なんとか実行することが出来るんですね。
ブラックアウトには、
断片的なものと連続的なもの、
2つの種類があります。
断片的なブラックアウトは、
起きた時に、前日の出来事を忘れていますが、
一緒にいた人に言われると思いだすことが出来ます。
ある程度、時間が経っても
少しずつ思い出すことがあります。
これに対して、連続的なブラックアウトは、
前夜の惨状を人に教えられても、
なかなか思い出すことが出来ません。
思い出したとしても、
ぼんやりと。
「そんな事したような、してないような。。。」
怖いですよね。。。 ^^;
そんなブラックアウト。
「まだ若いから大丈夫!」
なんて、上司や友達の言葉に踊らされてはいけません!
実は最近、アルコールによるブラックアウトが、
若年性認知症の原因の一つ
と言われているんです。
断片的でも、連続的でも、
何度もブラックアウトをしていると、
40歳を超えたあたりから、
急激に記憶力が低下してしまいます。
お酒によるブラックアウトは、
脳に脳梗塞のようなダメージを与えます。
これが積もり積もってしまって、
若年性認知症になってしまうんですね。
ブラックアウトを防ぐには?
![寝る](https://evltns.com/wp-content/uploads/2015/03/20150317194227-2.jpg)
記憶を無くさない為の飲み方としては、
基本的には、適切、適度な量で抑えておくこと。
「言われなくても分かってる!」
なんて、お酒が好きな人は言うかもしれませんね。
そんなあなたお願いするのは、
お酒と一緒に、お酒と同じ量の水を飲む。
「飲んでいるアルコールの量は同じだから、水を飲んでも意味が無い」
っていう人もいますが、
そんなことはありません。
酔わない方法は、血中のアルコール濃度を下げること。
水を飲めば、単純計算でも、
血中アルコール濃度は、
半分になります。
そして次は、
出来るだけ空腹時には飲まないこと。
これを徹底して欲しいです。
飲み会の場合、
「まずはビールから!」
なんて場合が多いですが、
これは、身体に良くありません。
「始めの一杯!」
の前に、少しでも何かを食べておくこと。
やっぱり、空腹の状態で飲んでしまうと、
酔いがまわるのが早いですからね~
そして最後は、普段からビタミンB群が含まれている食べ物を、
出来るだけ食べておくこと。
ビタミンB群は、脳神経の健康を保ってくれる栄養素。
ですので、ブラックアウトに対して強くなります。
ビタミンB群が多く含まれている食べ物
ビタミンB1
- 豚ひれ肉
- 生ハム
- 豚もも肉
ビタミンB6
- マグロ
- 牛レバー
- ニンニク
ビタミンB12
- シジミ
- アサリ
- 赤貝
まとめ
![脳](https://evltns.com/wp-content/uploads/2015/03/20150317194227-1.jpg)
わたし自身は、お酒は好きではありません。
仕事の付き合いで、どうしても!
という時以外、普段は一滴たりとも飲みません。
ですが、私の父は酒豪。
その影響なのか?
45歳くらいで、若年性認知症になってしまいました。。。
真実は分かりませんが、
過度なアルコールは身体に悪い事だけは、
間違いが無い事実。
飲むな!
とは言いませんが、
適切な量にして、身体を大切にして下さいね。
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