ガソリンスタンドに行けば、
- レギュラーガソリン
- ハイオクガソリン
- 軽油
と、3つあります。
この3つの違い、ハッキリと知らない人って多いですよね。
なんとなく、
「ハイオクは良いガソリン!」
「軽油は、トラックとかに入れる安いガソリン・・・?」
なんてイメージで分けていませんか?
今回は、この3つの違いについて、
お話ししたいと思います。
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意外と知らないガソリンの事!レギュラーとハイオクの違いとは!
この3つとも、もともとは石油から作られていますが、
何が違うんでしょう?
まず、石油から原油を精製して、
ガソリン、軽油、灯油、などに分けられます。
それぞれ沸点が違っていて、
『ガソリン>灯油>軽油』
の順番で、燃えやすくなっています。
レギュラーガソリンと、ハイオクガソリンの違いは、
「ほとんど一緒」
と思っても良いでしょう。
ただ、よく勘違いされている事として、
「ハイオクガソリンは燃えやすい」
と思われているという事。
実はハイオクは、レギュラーよりも燃えにくくしているんです。
ハイオクを使うエンジンは、非常に高性能。
高回転と低回転を使い分けます。
この高回転の時に、レギュラーガソリンだと、
誤爆を起こしてしまいます。
誤爆が起こると、エンジン内部が損傷、
場合によっては、壊滅的なダメージになる事も。。。
燃えにくい成分を多くする事で、
誤爆を防いでいるんです。
「じゃあ、レギュラーガソリン車は大丈夫なの?」
という疑問が出るかもしれませんね。
レギュラーガソリンを使う車は、
大衆車が多いはず。
ファミリーカー、大衆車は、
「ブオン!ブオンっ!」
と吹かすような事って、あまりしませんよね?
エンジンを高回転させないので、
誤爆自体が起こらない、って事なんです。
よく、車を大切にしようと、
レギュラーガソリン車にハイオクを入れている人がいます。
(わたしのイトコです^^;)
でもこれって実は、大きな間違い。
エネルギー効率が落ちてしまって、
逆に燃費が落ちてしまうんです。
決められた、適正なガソリンを使う事が大切なんですね。
ガソリンと軽油は別物!違いを知っておこう!
「じゃあ軽油って何?」
先ほどお話ししたように、
ガソリンも軽油も、石油を精製して作られています。
その際の温度の違いで、
ガソリンと軽油に分けられるんです。
- ガソリンは、30℃〜230℃の間に発生する蒸気を採取
- 軽油は、140℃〜380℃の間に発生する蒸気を採取
低い温度でも燃えやすいのがガソリンで、
高い温度じゃないと燃えないのが軽油、
って事ですね。
軽油は、高出力、高回転でパワーが出るので、
トラックやバスなど、
パワーが必要な車に向いている燃料なんです。
軽油の注意点としては、
季節ごと、地域ごとで、ちゃんと入れ替える事。
実は軽油は、低い温度に非常に弱い。
雪国なんかだと、凍ってしまったりします。
だから、ガソリンスタンドで販売されている軽油は、
季節ごと、地域ごとで、
微妙に成分が変えられているんです。
まとめ
いかがでしたか?
日本車のディーゼルエンジン大丈夫!?排ガス規制偽装の仕組みとは!
でもお話ししましたが、
最近は、クリーンディーゼル車が、たくさん販売されています。
もし購入を考えているなら、
ちゃんと軽油の特性を覚えておいたほうが良いですよ!
さきほどお話ししたように、
軽油は、季節ごと、地域ごとで、
成分が少しずつ違っています。
東京で補給をしてスキー場に行くと・・・
帰る時には凍って動かない!
なんて事も、起こってしまいますよ〜^^;
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