またやっちゃった…潰すと跡が残る?ニキビのキレイな潰し方

肌荒れ

ついつい癖で、顔に手をやってしまう事がある人、

結構多いと思います。。。

 

 

顔に手をやってしまうという行動、

羞恥心や不安があると無意識に顔回りを触ってしまう

という事が、心理学的に言われています。

 

 

ニキビが出来てしまった時って、

見た目を気にするあまり、無意識にニキビや吹き出物を触って

しまうこともあるでしょう。

 

これって、心理学的には無意識な不安なんでしょうね ^^;

 

 

手は、自分で思っている以上に汚れてしまっています。

(ちゃんと洗っていても)

 

患部を無意識に触ることで、

手についた細菌が悪さをしたり、擦れて刺激になってしまって、

余計酷くなることがあります。

 

 

しかも!

 

無意識に潰してしまう事も。。。

 

 

今回は、ついついニキビを潰してしまう人へのお話しです。

 

 

 

ニキビを潰してしまった!

 

 

もし、手を清潔にするなど何もせず、

無意識のうちに爪で引っかくなどで

潰してしまった場合は、即、応急処置をしましょう!

 

 

①血や膿をティッシュで優しく拭き取る

 

ニキビが潰れた場合は、

放っておくと、潰れた部分が悪化するだけ・・・

 

ではありません。

 

 

そこから出てきた、アクネ菌などのニキビ菌が

他の毛穴に移る可能性があります。

 

できるだけ早く拭き取りましょう!

 

 

②流水で潰れた部分を洗い流す

 

優しく拭いただけでは、

膿や菌が落としきれてい切れていません。

 

拭いた後には、潰れたところをちゃんと洗い流しましょう。

 

 

最近では、消毒薬での消毒や、

熱いお湯での洗い流しは、

やめた方が良いと言われています。

 

刺激が強すぎて、かえってニキビを

悪化させる可能性があるからです。

 

 

洗い流した後は、清潔なタオルで優しく拭きます。

 

ちなみに、市販の消毒液は

一時的に菌を抑えることはできます。

 

でも一時的なので、それだけでニキビが完治する、

とは考えない方が良いでしょう。

 

 

③化粧水に浸したコットンなどで保湿する

 

潰した跡は、乾燥するとすぐにかさぶたになって、

ニキビ跡になりやすい。

 

ですので、保湿をして皮膚の代謝を良くし、

溜まった色素などを排出しやすいようにすることが

重要です。

 

 

ニキビ肌の保湿には、

セラミドやヒアルロン酸が効果があります。

 

それに加えて、ビタミンCやビタミンEなどが配合されている

スキンケア商品も使ってみましょう。

 

保湿をしながら、お肌の炎症や皮脂バランスも整えてくれます。

 

 

④それ以上いじらないようにする

 

「まだ、膿や血が残っているかも・・・」

と、さらに刺激を加えると、

もっと悪化することの方が多いのでやめましょう。

 

 

肌の細胞は日々誕生しています。

 

代謝活動をしながら、表皮に向かって押し上げられていき、

やがて角質として、身体を守るバリアとして働いた後、

垢となって剥がれ落ちていく・・・

 

というターンオーバーを繰り返していますので、

残った膿や血も、自然と排出されます。

 

ニキビは潰したほうが治りが早い?

 

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皮膚科でのニキビ治療では、

毛穴の中に詰まっている皮脂や古い角質を

押し出す治療をすることがあります。

 

  • 面皰圧出(めんぽうあっしゅつ) ⇨皮脂や古い角質の事
  • アクネプッシャー(面皰圧出器) ⇨毛穴の詰まりを押し出す器具

 

 

面皰圧出は、

  • 炎症を起こしてしまったニキビの治りを早くしたり
  • ニキビ跡を残さないようにする

といった効果があります。

 

 

ちなみに保険の適用もありますが、

一度に大量は適用されません。

 

ほとんどの場合は、5~6個になるでしょう。

 

 

その後、取り除いた後の毛穴を改善する治療や、

余分な角質や毛穴の詰まりを除去、

または取り除きやすくするケミカルピーリング、

外用薬の処方などがあります。

 

 

この面皰圧出は、自宅でも出来るのですが、

自分でやる場合は、やってはいけないニキビに注意をしましょう。

 

ニキビになってから2日~3日経っていて、

盛り上がって表面から白い物が透けて見える状態のもので、

炎症を起こしている赤ニキビや。

 

化膿している黄ニキビは、絶対に行ってはいけません。

 

 

ニキビの種類

 

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ニキビの直接的な原因は、毛穴が詰まることです。

 

毛穴が詰まって、皮脂を表に出せずにいると、

皮膚の常在菌の1つであるアクネ菌が繁殖。

 

そのアクネ菌が増殖すると、炎症を起こします。

 

 

皮脂の詰まりから炎症までを、ニキビと呼ばれます。

 

思春期は、成長期に分泌されるホルモンの影響で

皮脂の分泌が過剰になるため、

ニキビが出来やすくなります。。

 

 

ニキビには毛穴が詰まってから炎症を起こすまでを

4つの段階に分けられます。

 

 

①白ニキビ(閉鎖性面皰:へいさせいめんぽう)

 

ニキビの初期段階。

 

毛穴に詰まった皮脂や老廃物が、

毛穴の内側から盛り上がった状態で、

炎症を起こす前の段階です。

 

 

②黒ニキビ(開放性面皰:かいほうせいめんぽう)

 

毛穴が詰まってアクネ菌が増殖し始めると、

毛穴に詰まった皮脂は、脂肪の塊=芯となって

毛穴を塞ぎます。

 

この状態で放置し、

古い角質が酸化して黒く変色した状態です。

 

 

③赤ニキビ(丘疹:きゅうしん)

 

皮脂の大量分泌によって毛穴が詰まり、

毛穴に詰まった皮脂が、アクネ菌の栄養となって、

増殖に繋がります。

 

大量に増殖したアクネ菌が皮膚組織を刺激し、

炎症を起こした状態です。

 

 

④黄ニキビ(膿疱:のうほう)

 

赤ニキビを放置、または間違った対処法などで悪化して

赤く腫れあがった状態。

 

痛みがあり、やがて化膿して黄色い膿を持った状態です。

 

 

 

できれば黒ニキビの段階までに

対策を打ちたいところですね ^^;;

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