誰もが経験する「就職活動」の面接。
あがり症には試練の時です!
誰しも初対面の人と話す時は、
多少なりとも緊張します。
それも、人生がかかっているほどの
「就活の面接」ともなると・・・
「緊張するな!」
という方が無理です ^^;
ただ、その緊張の程度ですよね。
あまりにも緊張してないのも、
“フレッシュ”な感じがしませんよね。
理想としては、
「緊張しながらも、何とか自分の良さをアピールできる」
って感じでしょうか?
採用担当者に対して、ごく短時間で
「志望動機」、「意欲」を伝えなければいけません。
難しい!
2017年卒業予定の基本的な就活スケジュールは、
学部3年生(修士1年)の3月に、採用情報が解禁されて。
8月から選考開始、内定出しとなるでしょうか?
ルール上、選考開始は4年生の8月となっていますが、
実際は多くの企業が8月以前に選考を行い、
8月初旬のタイミングで「内々定」出すようです。
2017卒の大まかな就活スケジュール
3月~:リクナビ2017、マイナビ2017など、
就活ナビサイトは2016年3月より採用・イベント情報解禁
※予定です。
4月~:企業説明会
5月~:エントリーシート提出、
選考(筆記試験、面接、グループディスカッションなど)
8月~:内定
面接の時のNGは?
当然ですが、
身だしなみ、見た目に清潔感が無い人は、
それだけでマイナス。
スーツに、ホコリくらいならまだしも、
ふけが付いていたりとか・・・
髪形がすごくだらしないとか。
(↑ これは論外、でも意外と多い!)
それと、面接担当者以外に、
就活生との連絡役をしてくれる社員の方々もいますが、
その人たちも学生のことはチャンと見ています。
(↑ ここポイント!)
何回も日程をキャンセルしたり、
面接担当者以外の人に見せる顔が違うとか。
そういう情報は、
面接担当者にもキッチリ流れてきています。
面接する時だけではなく、
すべての事、すべての人に対して、
ちゃんと緊張感を持って臨んでほしい。
グループディスカッションで、
他の人の話を聞かない人もダメです。
(↑ これも絶対に気をつけましょう!)
「あがり症」の程度にもよりますが、
面接官の目を全く見ることができなかったり、
自己アピールどころか、
自己紹介もままならないようでは危険です!
何か対策を考えないと!時間がありません。
面接官はここを見てる!
「みんなが自分に注目してる、
これで失敗したら一生がだいなし・・・」
「緊張すると異常に汗をかいてしまう自分を、
他人は変だと思ってるかも。」
「もうすぐ自分のスピーチの番。
心臓バクバク、声が震えるのが分かるよな~」
あがり症のメカニズムって、どうなっているんでしょう?
あがり症には、ノルアドレナリンが関係しています。
戦いや、緊張した時に分泌される化学物質ですね。
緊張や不安・興奮などの状態になると
ノルアドレナリンの分泌は活発になります。
すると、自律神経の交感神経の働きが活発になります。
血圧が上昇して心臓の鼓動は早くなり、
身体的な能力がいつでも発揮できる状態となるんです。
メカニズムから考えると、
あがり症の人は単に気が小さかったりするのではなく、
一般の人よりも交感神経が繊細で感じやすいのが
あがり症の人、なんですね!
そう!あなたは繊細な人なんです!
(わたし自身にも言えること。。。^^;)
ここで、面接の重要ポイントに戻ります。
ハキハキ、爽やかになんて言うと、
あがり症の人には、余計なプレッシャーを
与えてしまいそうですね。
面接で重要なのは『本人の伸びしろ』。
何だかホッとしませんか?
「いい大学」とか「部活で日本一になった」といった、
現時点の立ち位置ではなく、
会社に入ってからどれだけ成長できる可能性があるか?
を見るようにしています。
将来の可能性だから未来の夢を語らなければ・・・
という事も違います ^^;
会社に入ると、『壁』の連続で大変なんです。
そのためには、
今までの人生で何を考え、
どう行動して困難を乗り越えてきたか?
が非常に大切。
将来活躍できる学生かどうかを見るために、
過去を聞くわけです。
未来のことは想像で誰でも話せますが、
過去の経験はウソをつけないからです。
人とどう関わり、何を学び、どう成長したのか?
ちゃんと整理しておきましょう。
面接官の前で、うまく話せることが“決め手”ではないんです!
あがり症を長所としてアピールする方法?
難しいものではなく、
面接以外の時も使えそうな対策を挙げてみます。
「上手くやろう」とか「失敗しないように」
といったような漠然とした希望ではなく、
「具体的にどうすればその難局を切り抜けられるか?」
を考えてはどうでしょう?
例えば、
- 大きな声で話す
- 自分の考えは論理的か?
- 笑顔を作る
- どの内容を強調して伝えるか?
- 質問事項は考えているか?
などです。
やることをやっておけば、
漠然とした不安も解消されるはず!
後は、考えた通りに実行あるのみです。
私のイチオシは、
単純ですが「練習」です。
先ほど上で挙げた内容を、
自分の部屋で鏡を見ながら練習してみましょう。
「カッコよく喋ろう」
なんて思わなくて良いんです。
自分の言いたいことが伝えられているか?
を、自分の耳で聴きましょう。
鏡を見る余裕が出てきたらバッチリです。
そして、できるだけ具体的に、
苦手な事をしている自分をイメージしてみましょう。
具体的なイメージとは、
人前で喋るだけではなく、その前の段階から。
人前に出る前の自分、順番を待っている自分などです。
人前に向かう自分、さらに目の前にいる人たちの顔や視線も
具体的にイメージします。
具体的にイメージすることで、あなたの脳は、
実際に面接を受けた状況と変わらない体験をしたとして
認識するんです。
あがり症は相手のニーズを捉えるのが得意!
皆が積極的で、明るい人ばっかりだったら、
職場はどうなるでしょう?
我も我も、と収集がつきません。
緊張が強い人は、
いつも自分より相手のことを考えている人が多い。
人の顔色をうかがってばかりいる・・・
などとネガティブに考えず、
人に対する観察眼や、感受性が豊かだともいえます。
きめ細かい気配りもできるんです!
あなたは色々な会社に、とっても必要な人材です。
ですから、人間関係が円滑なことを
さり気なくアピールしてみましょう。
その時も“笑顔”で話せるように、
鏡を見て練習しておきましょう。
「口角」を意識して上げるだけでも笑顔に見えます。
マイペースで、頑張ってくださいね〜^^
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