松の内を過ぎた年賀状!いつまでに着けば失礼じゃない?

あけましておめでとうございます。

(少し気が早いですね ^^; )

年末年始は、

立て続けの仕事と忘年会に追われてばかり・・・

で、気が付けば、

「元旦着の年賀状の投函期限が過ぎてしまった〜」

「だったら新年あけてからでいいよね」

・・・

なんて思っていたら、年始だってメチャメチャ忙しいっ!

正月気分も合わされば、

三が日は、あっという間に過ぎてしまいます。。。

「そろそろマズいかも〜」

と、慌ててインターネットで検索する...

そう。私のことです ^^;

ということで今回は、

「年賀状っていつまでなら間に合うの?」

「取引先のお客さん、上司に恩師、

お友達から遠方の親戚への年賀状は?」

という、年賀状にまつわるお話で〜す。

すでに買ってしまった年賀状を無駄にしないためにも

しっかりまとめてお教えしましょう!

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年賀状っていつまで着けばいいの?

まず結論から言いますと、

年賀状は松の内までに到着するのがマナーです。

松の内、つまり門松を飾っておく間がお正月。

おせち食べて、七草がゆを食べて・・・

で、門松をしまったら、

お正月が明けて鏡開きです(食べてばかりですね ^^; )

なので、松の内まではお正月の範囲内

あいさつも年賀状も、まだギリギリ間に合います!

松の内ってなに?

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では次は、

「松の内っていつまでなのか?」

ですが、これについては地域差があります。

もともと松の内とは、元日から15日のことを指します。

お正月が明けた後の20日に鏡開きをする、

というのが一般的でした。

ですが慶安4年(1651年)の4月20日に、

徳川家光公が逝去した折、20日が忌日になってしまいます。

すると、1月20日は鏡開きでもあり、忌日でもあり・・・

ということで、慶事である鏡開きは11日に行われます。

「ならば、正月明けが15日ではおかしい!」

と、7日に早まったことが、

地域差を生み出してしまったんですね。

つまり、

  • 関東を中心に幕府に習った地域は7日まで
  • それ以外の地域は15日まで

となりました。

おおまかには、関東、関西で分かれるのですが、

もし「私の地域は違う!」という場合があったら、

遠慮なくご連絡くださいませ(笑)

ちなみにわたしは大阪出身なので、

1月15日でした。(今は東京住まい)

注意しなければいけないのは、

遠方の方へ年賀状をお送りする場合。

間違えないとは思いますが、

ご自身の住んでいる地域を基準で考えてはダメですよ〜!

必ず、お送りする地域を基準で考えましょう!

近年は何事も早まるのか、

七草がゆを食べる7日とすることも多いそう・・・

なので、取引先や上司、恩師など、目上の方への年賀状は、

7日を目安にする方が無難ですね!

それと現代ならではのアドバイスですが、

懸賞付きのはがきの場合、

抽選日を過ぎてからハズレが到着する・・・

なんてことは避けたいですね(笑)

松の内を過ぎてしまったら?

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いろいろと忙しくしていて、

気が付いたらお正月が明けてしまっていた!

そんな場合、どうしたら良いんでしょう・・・?

「今年はもう良いや。。。」

その場合は寒中見舞いとして出してください。

年賀はがきを普通はがきに交換して、

年頭の挨拶として送ると良いでしょう。

その時は、「あけまして」の表現は使わずに、

寒中見舞いの形式で書くようにしましょう。

年賀状を出せなかったお詫びの一文も添えると、

非常にスマートですね!

寒中見舞いは、

喪中の方が年賀状を出せなかった際にも使われるため、

「年頭のあいさつにはふさわしくない」

と思われる方もいるようですが、

問題ありませんのでご安心ください。

たとえ遅くはなっても、

年賀状を受け取るのは嬉しいものです。

年の初めのご挨拶。

気持ち良く一年を始められることをお祈り申し上げます。

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