毎日毎日、仕事で長時間パソコンに向かっているのに、
休み時間もネットサーフォンに没頭してしまう・・・
通勤時間やプライベートでも、
スマホでゲームをついつい続けてしまっていませんか?
家に帰っても、ずっとスマホを持って放さない。
寝るとき、布団の中に入っても、
なぜだかネットをしてしまう。
中毒・・・とまでは言わないにしても、
なぜだかスマホ、使ってしまいますよね〜 ^^;
スマホやパソコンは目の疲れを引き起こす!
目がかすむ、目の奥が痛い、目が乾くなど、
誰しも目の不調を感じたことがあると思います。
私たちの目の周りには、眼球を支える6本の筋肉と、
目のレンズである水晶体の厚さを調節してピントを合わせる
毛様体筋(もうようたいきん)などがあります。
- 内直筋(ないちょくきん)
- 外直筋(がいちょくきん)
- 上直筋(じょうちょくきん)
- 上斜筋(じょうしゃきん)
- 下直筋(かちょくきん)
- 下斜筋(かしゃきん)
パソコンの画面などを長期間集中して見ていると、
眼球をほとんど動かさない状態が続いてしまいます。
すると、これら6本の筋肉が筋肉疲労を起こしてしまう。
とともに、近くを見続けることで、
ピント合わせをする毛様体筋にも、
疲労が蓄積します。
こうした目の使い過ぎが、
睡眠で解消されれば疲れ目。
ですが、いくら寝ても疲れ目が続く状態なら、
眼精疲労と言います。
眼精疲労には、目の使い過ぎ以外にも、
いろいろな原因があります。
◯強度の近視や乱視など、目の屈折異常があり、
メガネやコンタクトレンズの度が合っていない
◯ドライアイ、結膜炎、白内障などの目の病気が負担になっている
※ドライアイは、涙の量が少ない、
涙の流れが悪いなどによって目が乾き、
目の表面の涙の層が均等でなくなり、ものが見えにくい状態の事。
進行すると、涙の量のバランスが崩れることにより、
目の表面が剥がれて、傷がつくことがあります。
◯高血圧症、動脈硬化症、糖尿病、心臓病など目以外の全身疾患
※目以外の病気の中には、眼精疲労を起こす原因となることがあります。
◯精神的なストレスを抱えている
※ストレスで自律神経の働きが乱れると、身体に緊張が走り、
まばたきや涙の量が減るなど目の疲労を感じることがあります。
◯作業環境
※長時間のVDT作業の他に、画面の明るさ、
エアコンの風向き(直接風があたると目が乾きやすくなる)など、
目を疲れさせる作業環境にないかどうかも重要です。
※VDT作業とは、Visual Display Terminalの略で、ディスプレイや
キーボードなどの機器を使用して作業を行うことです。
◯栄養不足
※偏食などの食生活の乱れから、ビタミンB1、ビタミンA、ビタミンB2など、
必要な栄養素が欠けていることが原因の場合もあります。
目の奥が痛くなる理由
長時間VDT作業に没頭すると、
同じ姿勢で画面を眺め続けることによって、
筋肉に血液が流れにくくなります。
そのため、目の充血、目の痛み、目がショボショボする、目が重い、
目がかすむなどの眼精疲労の他に、
首や肩のコリ、頭痛、めまい、吐き気、睡眠障害などが
起こる場合があります。
眼精疲労の中でも、目の奥が痛いと訴える方は特に多い。
これは、先ほど目の周り6本筋肉があるといいましたが、
これらの総称を外眼筋(がいがんきん)と言います。
外眼筋は、白目(強膜)の後ろで束ねられており、
外眼筋のどこかが傷むと、目の奥(総腱輪(そうけんりん))が痛みます。
目の奥の痛みには、ストレスで自律神経が乱れることによる眼精疲労や、
目の使い過ぎによる眼精疲労の他に、
- 副鼻腔炎
- 三叉神経痛
- 緑内障
- 群発頭痛
- 脳腫瘍
など、日頃の生活習慣の問題から命にかかわる病気まで、
隠れている可能性があります。
群発頭痛は、命にかかわる病気ではありませんが、
強烈な頭痛の他に、片目の奥が痛む場合が多く、
その痛みは目がえぐられるような、耐え難い痛みがあります。
激しい目の奥の痛みが突然起こった場合は、
クモ膜下出血やその前兆が疑われます。
そして痛みと同時に、吐いたりけいれんを起こすこともあります。
瞼が下がってくる、物が二重に見えるなどの症状は、
早急に受診が必要なサイン!
素人判断は怖いので、頭痛と目の奥が痛く吐き気もするようであれば、
必ず早めに医師の診察を受けるようにしましょう!
目からくる肩こり、頭痛や吐き気予防と対策
疲れ目の解消法や予防法を調べてみました!
まばたきをする
瞼を閉じて開けてを繰り返すことで、
目の周りの筋肉をほぐして、血行をよくする作用があります。
また、まばたきをすることで、水分と油分が出て、
ドライアイの改善にも繋がります。
十分な睡眠をとる
目を閉じると眼球が瞼の上のほうを向くことで、
筋肉がリラックスできると考えます。
眼球や目の周辺を温める
血液の流れをよくして筋肉の疲労をとり、筋肉を柔らかくします。
充血が酷い時や炎症を起こしている時は、
温めることが逆効果になることもあるので、気を付けてください。
VDTの時間の見直し
他の作業を組むなどして、出来るだけ連続VDT作業を短くする。
連続して1時間は超えないようにする。
1時間のVDT連続作業の後は、10分~15分間、目を休める。
まとめ
仕事中の場合、1時間毎に10~15分の休憩は、
やっぱり難しいですよね。
でもせめて、2分くらい目を閉じるとか、
少しコンビニにお菓子を買いに行くとか。
窓の外の景色に意識を向けるとか。
ちょっとした意識、行動をするだけで、
かなり疲労感が変わってきますよ〜。
「お菓子を食べる」は、「太る」という、
また別の問題が出てきてしまいますけど ^^;
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