頭痛がずっと続いているから、脳神経外科に行ったけど・・・
なぜだか原因がわからない。
「吐き気もするし、動悸もするのに。。。」
めまいが頻繁にするから、耳鼻科に行っても、
「病気ではありませんね」
と言われる。
それぞれの体の部位が不調なので、
それぞれに応じて診療科を選び、お医者さんに診てもらう。
でも、なぜだか原因がわからない。
それどころかまた、
「あなた、病気でも何でもないですよ…」
と診断されてしまう。
実はこうしたケース、最近増えてきているんです。
今の日本は、人間関係も複雑。
ストレス過剰の毎日。
自分でも知らないうちに、過剰なストレスにさらされている場合。
自律神経失調症かもしれません。
もし、少しでも不安があるなら、
自律神経失調症を疑ってみて下さい。
女性の社会進出が加速するにつれて、
若い女性にも激増している、怖い病気なんです!
不調の原因や病名が分かれば治療は出来る!
頭痛が激しいなら、脳内の異常と、
それに付随した病気。
吐き気がするなら、胃腸炎や気管支、食道等の異常。
そしてめまいなら、メニエール病など、
耳鼻科領域の異常・病気。
さらに動悸なら、
心臓や循環器関係の異常・病気が考えれます。
それぞれをしっかりと診て、診断する専門医、
診療科に飛び込めば。
ある程度の時間をかけ、検査等すれば、
どんな病気なのか?ハッキリするはず。
この段階で、あなたがかかっている病気が分かれば、
何の問題もありません。
原因と病気がわかれば、
それに応じた治療や療養をすれば良いんです。
困るのは、こうしたほぼ全診療科の診察を経ても、
原因も病名もわからない時。
自律神経はアクセルとブレーキのバランス
どれだけ調べても病名が分からない場合。
最後に考えられるのが、自立神経失調症です。
体温の調節や、脈拍数の調節など、
体の調子を整えている自立神経がバランスを崩してしまい、
体が様々な不調を訴える病気です。
自立神経は、交感神経と副交感神経で成り立っていて、
この二つは、車でいうとアクセルとブレーキの役割を果たしています。
この2つの機能のバランスで、人間(車)は
日々順調に動いているんです。
車のアクセルとブレーキの調子が悪くなると、
エンストを起こしたり、
スムーズに発進・停止ができなくなるように。
自律神経のバランスが崩れてしまうと、
人間も、体調を崩してしまいます。
具体的な症状は頭痛、体の冷え、吐き気、
下痢や動悸など。
たくさんの、様々不調があります。
ストレスと生真面目な性格が自律神経を狂わせる
私は今まで、自律神経に異常が出たことは無いのですが、
私の妹は、小さなときからしょっちゅう、
頭痛や微熱が出ています。
当時はなかなか、自律神経が原因と特定が出来なかったのですが、
20歳の時に、大きな病院で全身の検査を受けた時、
偶然、専門医の方がいらっしゃって、教えてくれました。
小学校や中学校ではずっと、
「ズル休み」
「身体が弱い」
などと言われて落ち込んでいる妹を見ていました。
原因がハッキリしたからといって、
完璧に治す事は出来ないのですが、
なんとなくスッキリとした妹を見ることが出来て、
安心した事を思い出します。
まとめ
自律神経失調症という病気、原因のほとんどは、
現代人なら陥りやすいストレスと、日本人の生真面目な性格からです。
特に、この2つの要素が重なり合うと、
誰もが自律神経失調症に陥ってしまうんです。
ですので、未然に防ぐには、
ストレスを溜め込まずに、発散できる環境を持つこと。
リフレッッシュが最も根本的な対策です。
休日に自然を楽しんだり、
自分なりの趣味、ゆったりとした過ごし方を工夫するなど。
少しでもリラックスした生活が出来るように、
あなた自身の環境を変えてみましょう!
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