もしかして心筋梗塞?!歯痛を伴う肩こりの恐怖!

頭痛、肩こり

最近すこし、歯が痛いなぁ~・・・

 

でも歯医者さんに行っても、何も異常は無かったし。。。

なんだか少し、肩こりもあるような気がする。

 

 

なんて悩んでいませんか?

 

その歯痛や肩こり、もしかしたら関係があるかもしれませんよ!

 

 

「何に」かって?

 

それは、心筋梗塞です!

 

 

今回は、肩こりや歯痛の関係を、お話したいと思います。

 

 

 

歯痛と肩こりの原因は?

 

 

歯の不調と肩こりの関係、

大きく分けると3つの原因が考えられます。

 

 

歯の噛み合わせ

 

噛み合わせが悪いことで、顎や首に変な力が入って

緊張している状態が続くことが原因です。

 

 

眼精疲労

 

同じ姿勢で、パソコンの画面などを見続けていることで

焦点が合いづらくなり、顔を前に近づける事で起こります。

 

そして、首の筋肉を使い続けることによって、

肩こりが発生します。

 

 

姿勢

 

さらに、同じ姿勢で居続けると、重力で顎が下がって

歯の噛み合わせがずれて、歯が痛くなります。

 

 

肩こりや歯痛から心筋梗塞の疑いが!

 


胸に違和感がある男性
 

心臓は、ポンプのような構造になっていて、

体中に血液を送っています。

 

心臓が動くから他の臓器も動きます。

 

 

この心臓を動かすため、

エネルギーを供給するのが冠動脈です。

 

冠動脈が、何かの拍子で詰まり、

30分以上、冠動脈の血流が途絶えると、

心筋が壊れはじめて心筋梗塞となります。

 

 

心筋が壊れる前の段階で、

血流が回復することが狭心症です。

 

 

心臓と歯には、直接関わりがあるようには想像できないですよね。

 

 

でも心臓の神経系統は、

歯や肩の神経にも影響を与えやすい位置にあります。

 

そのため、脊髄と脳が混乱して、

間違った伝達をすることがあります。

 

 

また、原因があるところ以外にも

痛みが広がることを、放散痛といいます。

 

 

胎児が母体の中で形成されていく過程で、

最初に心臓ができる場所が、首から左の奥歯辺り。

 

そして胎児の成長とともに、本来の位置に収まります。

 

 

そういった名残もあるのか、

心筋梗塞や狭心症が疑われる場合は、

心臓と同じ神経の領域である、

左側に症状が現れることが多いんです。

 

痛みもズキズキではなく、

圧迫感重苦しい感じになります。

 

 

狭心症や心筋梗塞になりやすい?

 


心臓病の男性
 

狭心症や心筋梗塞になりやすい状態として、

高血圧、糖尿病、高コレステロール血症、

肥満、喫煙、運動不足などが有名。

 

 

ですが!

 

意外なところで、歯周病もあります。

 

 

なぜかというと、歯周病が進行すると、

歯垢(プラーク)の中の細菌が膿んだり、

出血しているところから入り込み、

 

血管壁を傷つけたり、血小板に異常をきたすなど、

血栓の原因になることがあるから。

 

 

歯肉(歯茎ともいいます)が傷んだことが原因で、

こんなに大きなことに繋がるかもしれない、

なんて、思いもよらないですよね!

 

 

生活習慣を見直そう!

 


jギングする女性
 

まずはバランスのよい食事が重要です。

 

塩分は一日に8g以下、糖分15g以下、

油15cc以下が理想。

 

 

自分の身長から、

必要なエネルギー量を計算できる式があります。

 

エネルギー摂取量(kcal) = 標準体重(kg) × 身体活動量(kcal)

 

 

標準体重での計算式は、

標準体重(BMI) = (身長m×身長m) × 22

 

 

日本では、BMI22を理想としているので、

22をかけて実際の体重ではなく、標準体重を計算してください。

 

 

身体活動量とは、

  • デスクワークが主なかたや主婦が25~35kcal
  • 立ち仕事が多い職業のかたが30~35kcal
  • 力仕事の多い職業のかたが35kcal以上

になります。

 

小さなお子さんがいる主婦のかたは、35kcal以上でしょう。

 

 

ウォーキングなどの有酸素運動をする、

たばこを吸うと血管が細くなるため禁煙をする、

飲酒は多くても週2~3日までに抑える、

 

など、日々の不健康な生活習慣も見直しましょう。

 

 

口内環境を整えよう!

 


 

そして大切な歯磨き。

 

 

歯周ポケット(歯と歯肉の境目の溝)が3mmになると、

菌が増殖して炎症を起こしている状態。

 

5mmを超えると、中程度の歯周病となり、

この段階で、菌が血液に流れこんで血栓を作る危険性が出てきます。

 

 

基本的な予防は、原因となる歯垢の除去(プラークコントロール)。

 

 

歯垢は歯磨きで取ることができます。

 

もし歯垢によって、歯肉炎を起こしていても、

初期の段階であれば、自分で治すことも可能

 

 

歯周ポケットに適した歯ブラシは、

ヘッドが小さ目で、

ブラシが柔らかめ(歯肉を痛めない程度)の歯ブラシ。

 

食べかすが歯の間に詰まりやすいかたは、

デンタルフロスや歯間用ブラシを使うようにしましょう。

 

 

歯肉に対しては、45度の角度に毛先をあてるなど、

歯と歯の間や、歯と歯肉の境目、かみ合わせの面など、

歯垢が付きやすいところは歯ブラシの毛先を届かせることを

意識して磨くようにしましょう。

 

 

睡眠中は唾液が減り菌がはびこりやすいため、

寝る前の歯磨きは菌の増殖を抑え、

翌朝のお口のネバネバ感も抑えられます。

 

 

まとめ

 


歯痛の女性
 

歯周病は初期の段階では、自覚症状がほとんどありません

 

歯磨きで出血したり、歯肉が腫れて疼くなど、

少しでも違和感があれば、

早めに歯医者さんに行くようにしましょう。

 

 

そうする事で、命に関わる心筋梗塞のリスクを

少しでも減らす事ができますよ〜!

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