毎日、長い時間パソコンに向かっていれば、
頭痛や肩こりがするのは当たり前。
疲れもかなり蓄積してしまっている分、
肩をマッサージしてみたり、揉んだりしてみても、
なかなか改善してくれませんよね〜。。。
マッサージをしている時は気持ちがいいけど、
すぐに元に戻ってしまう・・・
こんな事の繰り返しじゃないですか?
今回は、速攻で効く肩こり解消法や、
原因から考える、根本的な改善方法をお話ししま〜す。
肩こりの仕組みを知ろう!
人間の頭の重量は、体重50kgの方で約5kg。
ボーリングの玉は、
自分の体重の10分の1の重さが適切といいますから、
そのくらいの重さをご想像ください ^^;
重たい頭を支える大黒柱が脊椎、いわゆる背骨。
その脊椎が、緩やかなS字カーブを描くことで重力を分散し、
周辺の筋肉の負担を和らげています。
そして、脊椎を支えているのが骨盤になります。
頭の位置が身体の中心にあれば、身体への負担は軽くなりますが、
ディスプレイを見ようとすると、前傾姿勢になりがちです。
前傾姿勢から顔をディスプレイに向けると、
顎を突き出している形になります。
そうすると、頭が前に倒れないように、
背中や肩の筋肉で後ろに引っ張ることで、
余計な緊張を与えます。
余計な緊張は、血液の流れも悪くし、
老廃物もたまりやすくなって、疲労が残ります。
生活習慣での主な肩こり原因4選
![姿勢が悪い男性](https://evltns.com/wp-content/uploads/2015/07/20150630204442-2.jpg)
1つ目
パソコンを正面に見て、左右どちらかに傾いていると、
片側の筋肉ばかり使い続けてしまいます。
そうすることで疲労が蓄積され、
肩こりなどの症状として表れることがあります。
2つ目
キーボードに対して、腕の位置が高くても低くてもいけません。
腕は首や肩周辺の筋肉によって支持されているため、
肩周辺の筋肉を緊張させることになってしまいます。
椅子が机に近いと自然と肩が持ち上がるため、これもよくない。
3つ目
椅子に座るとつい足を組むことは、
骨盤や脊椎に大きな負担をかけてしまいます。
肩にある肩甲骨をねじり、
後々、肩こりや頭痛の原因になりかねません。
4つ目
目の疲れも、脳を通じて骨盤を緊張させることで、
肩こり、腰痛の原因になります。
姿勢の問題だけじゃなく、
精神的なストレスから自律神経のバランスが崩れて、
「頭痛」「めまい」「吐き気」「耳鳴り」
などが起こる場合もあります。
それに、内臓の疾患の可能性もあります。
肩こりが酷くなると、
四十肩や五十肩に繋がることもありますので、
絶対に放置しないようにしましょう!
理想の姿勢を保つために
![座禅を組む女性](https://evltns.com/wp-content/uploads/2015/07/20150630204442-3.jpg)
理想的な姿勢は、通常は30分しか持たないといいます。
次第に姿勢が崩れてしまい、
筋肉が引っ張って支えることになります。
指を甲のほうに押すと、
痛みでそれ以上行かないことを教えてくれますが、
悪い姿勢が習慣化すると、
麻痺して警告に気付かなくなります。
その代わり、身体の内部では「小さい捻挫」が繰り返されて、
知らぬ間に身体を痛めつけていることになります。
少しでも理想の姿勢を保つために意識すること、
10個まとめておきました。
1
腰、肘、膝のそれぞれが90~100度になるよう、
机や椅子の配置、高さを調節する。
足元に荷物を置く場合は、足の邪魔にならない場所に置く。
2
マウスは手首だけではなく、肘から動かすようにする。
マウスを使わない時はマウスから手を離し、
マウス側の身体の負担をなくす。
3
キーボードに置く手首の角度は、
画面側に少し上がるような傾斜(5~15度)をつける。
リストレストで手首や肘を支えるのも良い。
4
キーボードとモニター、またはノートパソコンは、
身体の正面に置く。
モニターの適正距離は40~70cmで、
画面の明るさ、文字の大きさを、見やすいように変える。
5
パソコンと手首を乗せるスペースが、確保できる机の広さ。
6
横から見て、耳の穴と肩の両端の骨を結んだ線が
垂直になるように座る。
7
一定時間ごとに席を立ち、腰を後ろに反って伸ばす。
8
座って腰が曲がらないように、背中の中央にクッションを置く。
下のほうだと腰が曲がるため注意。
9
目が充血していれば冷やし、目の奥が痛ければ温める。
10
パソコンのブルーライトをカットするメガネを使用する。
目が悪くなくても、度無しでかけた方が良い。
速攻で解消!自分で出来る肩こり解消法!
どうしても、今すぐに肩こりを解消したい!
デートの前とか?(笑)
そんなあなたに!
速攻で解消できる方法を5つ、紹介します。
①こんにゃくを使った温熱療法(血行改善)
保温効果が高いこんにゃくを鍋で温めて、
タオルや付近で包んで肩にのせる。
②ドライヤーの温風をあてる(血行改善)
後ろ髪の生え際あたりにある「風池」、
背骨の一番上の出っ張った部分あたりの「大椎」のツボに、
少し熱いくらいの温度であてる。
③掃除機のノズルを使う(血行改善)
掃除機の長い絵の部分を外し、
中継ぎのノズルをこった部分に当てて、スイッチを入れる。
強めにし過ぎない。
④しょうが湿布(血行改善)
- しょうがをすりおろしガーゼかハンカチに包んで輪ゴムで留める。
- 1を少し熱めのお湯をはったボウルに入れ、
お湯が黄色っぽくなるまで漬けておく。 - 2のボウルにタオルを浸して取り出してよく絞る。
- タオルをこった部分に貼り、保温のため上からビニールを被せる。
- 10分程したらタオルは交換する。
この工程を3~4回ほど繰り返す。
ボウルに一度にタオルを数枚つけておけば、タオルの交換がスムーズに出来る。
⑤梅干し湿布(乳酸分解)
梅干の果肉をほぐし、少量の小麦粉と練り合わせて、
ガーゼなどに伸ばして、こった部分に貼る。
まとめ
![肩こりに悩む女性](https://evltns.com/wp-content/uploads/2015/07/20150630204442-4.jpg)
どれも手軽にできる、でも即効性のある解消法。
基本的にはすべて、患部の血行を良くするものばかり。
数分で効果が出る事はありませんが、
5分〜10分ほどで効果は出てきます。
人によるかもしれませんが、
重度の肩こりのわたしが実証してみました(笑)
ただし、これらの方法は、今この瞬間は改善しますが、
持続しないと、また肩こりが戻ってしまいます。
根本的に改善するには、日々の生活や姿勢を意識しながら、
定期的な患部の血行改善をすることしかありません。
肩こりの無い生活って、本当に良いもんですよ〜 ^^
頑張ってくださいねっ!
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