ホタルイカ。
美味しいですよね〜
春になったら、食べに行きたい・・・
そんなホタルイカの身投げで有名な所はというと、
富山湾!
ロマンチックですね〜
食べるけど(笑)
ということで。
富山湾でのホタルイカの身投げ情報、
お教えしちゃいます!
ホタルイカの身投げはどこで見られるの?
富山湾でのホタルイカの身投げスポットと言えば!
滑川市ですね。
富山県は、ホタルイカ群遊海面と言って、
国の特別天然記念物に指定されている現象があります。
けっしてホタルイカが天然記念物ではありません。
ホタルイカが押し寄せる海面が特別天然記念物
なんです。
不思議ですよね(笑)
しかも、普通の天然記念物ではなく、
特別が付いているんです。
ホタルイカ自体は、日本全国の深海にいるんですが、
産卵のために、こんなにも大量に沿岸部に押し寄せるのは、
富山県、富山湾だけなんです。
世界一!
なんですね。
そしてこの滑川市付近の海岸は、
ホタルイカの水揚げ量は世界一!
世界一のホタルイカの身投げを観賞することが出来るんです。
ホタルイカの身投げが行われる時期や時間は?
まずは時期のお話。
ホタルイカの産卵は、3月〜5月のあいだ。
6月に見られる可能性も、無くはないんですが、
確立で言うと激減します。
そしてやっぱり、一番確立が高いのは、
4月の深夜!
でも、毎日見られるわけではなく、
条件が重ならないと、見ることが出来ません。
しかもその条件が重なっても、
100%の確立ではありません。
こればっかりは、運ですね。
自然は不思議がいっぱいです・・・
で。
その条件ですが、こちらです。
- 新月前後(月が見えない夜)
- 満潮の深夜
- 南よりの風で、穏やかな風と波
- 晴れていて、水が透き通っている
なかなか難しい条件です。。。
でも諦めないで下さい。
風や水は、なかなか読むことが出来ませんが、
新月だけは、読むことが出来ます!
そして新月の日は、
他の条件が重なりやすいっ! と思う。。。
では2016年度、3月〜5月、
新月の日をお教えしちゃいましょう!
- 2016年 3月9日(水) 10:55
- 2016年 4月7日(木) 20:25
- 2016年 5月7日(土) 4:30
当然、昼は光りません。
ですので、この中で一番オススメな日程は、
2016年 4月7日(木) 20:25
でしょう!
2番目は、
2016年 5月7日(土) 4:30
ですね。
起きていられれば・・・^^;
そもそも、ホタルイカの身投げって何?
ここまで触れていませんでしたが、
いちおう説明しておきます。
ホタルイカは、3月〜5月の産卵の時期になると、
海岸に大量に押し寄せてきます。
そして、数千から1万ほどの卵を生んだ後。
力尽きて死んじゃいます。。。
その力尽きた身体が海岸に打ち上げられる様子を
「身投げ」と呼んでいるんです。
ホタルイカは、触手の先っぽが発光しているので
「ホタル」の名前がついているのですが、
その触手が発光したまま海岸に打ち上げられて、
海岸全体が青く光っている様は幻想的です。
ロマンチック・・・そして!
見る分にはロマンチックなんですが、
やっぱり食べたい!
そんな花より団子なあなたにオススメなのは、
ホタルイカすくいですね。
特別天然記念物だからと言って、
許可は必要ありません。
準備する物は、
- 網
- クーラーボックス
- 氷
- 懐中電灯
- ゴム長靴
と、こんなところでしょうか。
あとは完璧な防寒対策ですね!
なぜゴム長靴が必要なのかって?
それは、海の中に入って採るからっ!
実は、海岸に打ち上げられたホタルイカは
美味しくありません。
砂まみれですし、産卵で体力を使い果たして、
死んでしまっているから。。。
ですので、まだギリギリ生きているホタルイカを
海の中で採るんですね。
食べる!
その方法ですが、
絶対に生では食べないようにして下さい。
ホタルイカの内蔵には、寄生虫がいます。
それも、ほぼ確実に。
もしも生で食べてしまうと・・・
病院直行ですね(笑)
内蔵を取ったら、生で食べられないこともないんですが、
出来れば加熱して食べた方が安全でしょうね。
もしもどうしても生で食べたい場合は、
ちゃんと近所のご飯屋さんに行きましょう!
加熱する場合でも、ちゃんと内蔵は取って下さいね。
ホタルイカの身投げは、美しく幻想的。
でもこれは、「身投げ」の名前の通り、
新しい命を生み出しているんです。
そんな生命の神秘を感じながら、
美味しく食べ観賞しまましょうね!
コメント