紅葉は、四季があって、
自然が残っている国では見ることができる・・・
わけではないんです!
紅葉する木は落葉樹のみに限られ、
日本などの東アジア沿岸部、
ヨーロッパの一部、北アメリカ東部でしか、
見ることが出来ません。
※落葉樹・・・毎年秋に全部の葉が落葉して越年する木
そう!
日本は素晴らしいんです(笑)
世界の美しい紅葉ランキング
数年前「なんでもワールドランキング ネプ&イモトの世界番付」
というテレビ番組で紹介されていた国です。
第3位 アメリカ
ニューヨーカーたちのオアシスで有名なセントラルパーク
第2位 カナダ
カナダ東部のオンタリオ州と、
ケベック州にまたがるセントローレンス川沿いの観光ルート、
通称「メープル街道」
第1位 日本
メインは、近頃人気が高まっている、
茨城県国立ひたち海浜公園コキアの紅葉と、
日本三大紅葉(京都府嵐山、栃木県日光、大分県耶馬溪)
学生のとき、一度だけカナダに旅行に行った事があります。
8月の猛暑の時期だったのですが、
カナダは本当に涼しい〜!
そして何よりも良かったのは、広大な自然!
日本の自然も良いですが、
カナダの自然は広大で、日本とは違った感動を
得られる事は間違いありません!
日本からの留学人気がトップクラスなのも、
頷けますね〜 ^^
治安も良いですし。
カナダ国旗
カナダの国旗は、
「メープルリーフ旗(The Maple Leaf Flag)」
とも呼ばれ、中央には
「サトウカエデ(Sugar maple)」
の葉が配置されています。
サトウカエデは、カナダのニューファウンドランド州から、
アメリカのジョージア州、テキサスからミネソタ州にかけて
分布している植物。
寒冷な気候を好み、高さは30~40メートルまで達し、
葉は掌のように5裂していて、秋には鮮やかに紅葉します。
樹液は、カナダの名産品でもあるメープルシロップや、
メープルシュガーに加工され、
建築や家具など木材としても利用されます。
現在の国旗は、1965年2月15日から用いられ、
それまでは赤をベースに、左上にイギリス国旗を配置したものでした。
1921年から、国旗の一部にメイプルリーフが使用され、
開拓時代、食べ物がない冬期に、
先住民の教えにより楓の樹液をすすって飢えをしのいだことから、
カナダの厳しい自然の中での暮らしの象徴となりました。
現在の国旗は、両側に赤、
中央に白地に赤のメープルリーフが配置されていますが、
向かって右側を大西洋、左側は太平洋を、
そしてメイプルリーフの周りの白は、雪の降る様子を表しています。
また、12本のメイプルリーフのとげは、
10州と2準州の数を指しているといわれます。
1921年に、国のシンボルカラーとして赤と白が指定され、
赤はストロング(強さ)、白はピュア(純粋)を表しています。
メープル街道
国旗のシンボルでもあるサトウカエデですが、カナダ全土ではなく、
カナダ東部の限られた区域にしか存在しません。
中でも、北はケベックシティから、
南はナイアガラの滝まで続く約800kmの街道は、
メープル街道と呼ばれています。
秋になり一斉に紅葉すると、とても美しい景色が広がり、
観光客の人気スポットとなっています。
この街道沿いを現地では、
カナダ建国の歴史にまつわる都市が点在することから
「Heritage Highway(史跡街道)」と呼びます。
日本人が名付けたとされる「メープル街道」は
通じないんですよ。。。 ^^;
広大なエリアから、場所によって紅葉の見どころの時期に差が出たり、
天候にも左右されやすいため、
大まかにいうと9月最終週〜10月第2週がピークとなります。
地域ごとの紅葉見ごろ時期
・ナイアガラの滝
10月第2週中頃~10月第4週
メープル街道の最南部に位置する世界三大瀑布であり、
カナダ屈指の観光スポット。
秋の紅葉も見物!
カナダ最大の都市トロントが、ナイアガラの滝への拠点であり、
メープル街道の出発点
・サウザンド諸島
オタワから車で約2時間。
オンタリオ湖からセントローレンス川に注ぎ込む場所に、
数多くの島々が浮かぶ不思議なスポット。
紅葉の時期は、クルーズしながら景色を楽しめる
・オタワ
9月第5週~10月第4週
カナダの首都。(実は、トロントじゃありません ^^; )
ケベック州との境にあるオタワ川と、
世界遺産に指定されているリドウ運河が、
街中を流れ、水の都と呼ばれる。
郊外の公園の紅葉の他、ゴシック様式の国会議事堂も見物。
・アルゴンキン州立公園
9月第3週~10月第1週
東京都の約35倍の面積を持つという、
オンタリオ州最大にして、カナダ最古の公園。
現地では、散策やカヌー、ハイキングスポットとして有名!
・モントリオール
9月第5週~10月第3週
北米のパリと称されるケベック州最大の都市で、
街中に楓の木が植えてあり、紅葉を楽しめる!
・ローレンシャン高原
9月第4週~10月第2週
ケベック州中部〜北部にかけて広がる高原。
中でも、高原で一番標高の高い、
モン・トランブラン(標高960m)から見渡す紅葉は絶景!
・ケベックシティ
世界遺産にも登録された街で、歴史的な建物が残る。
・イースタンタウンシップス
モントリオールとケベックシティの南側に位置する、
ローレンシャン高原と並ぶリゾートエリア。
まとめ
メープル街道以外にも、
世界遺産のカナディアンロッキー
(北アメリカ大陸西部にあるロッキー山脈のカナダ部分)は、
秋になると、アスペンやポプラ、白樺などが、
一斉に黄色く色づくのも見事です!
見頃は、9月第3週〜9月第5週。
メープル街道のさらに東にあるプリンスエドワード島は、
赤毛のアンの舞台になった場所でもあり、
秋には大変美しい紅葉も見ることができます。
各旅行会社でも、様々なツアーが企画されています。
今回紹介させて頂いた以外の情報もたくさんありますので、
是非、探してみてくださいね!
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