意外と知らない!お彼岸とは?春と秋の違いや2015年に日程で、
春分の日には、太陽が真東から昇り、真西に沈む、
一年に二度あるお彼岸の一つとお話ししました。
これだけ聞くと、歴史的にも由緒正しき日のように感じますよね。
そんな春分の日、各地で色々なイベントが有るはず!
気候が良い季節の始まり。
出来れば楽しくお出かけしたい。
ということで。
今回は、春分の日の各地のイベントや、
由来や起原についてのお話をしたいと思います。
どんなイベントが有るのか?
まずは、全国各地で行われているイベントを紹介していきます。
※この内容は、少しずつ追加していきます。
春分の日の由来とは?
お彼岸の記事でもお話ししましたが、
春分の日は、仏教行事の一つであるお彼岸の日。
春彼岸の中日(ちゅうにち)に当たる日。
もともとの由来は、春の訪れを祝う日。
春は五穀豊穣を祈り、
秋には実りある収穫に感謝する。
自然に生かされている、
自然の恵みへの感謝の日でした。
この古くからの習わしを、
明治11年に、春季皇霊祭(しゅんきこうれいさい)という祭日として、
太政官布告23号で定められました。
明治時代初期に最高官庁が設置した法令の形式のこと。簡単に言うと、政府が発令した法律と
考えてもらえれば良いと思います。
そして、皇霊祭とは、
歴代の天皇や皇族の霊を奉る日のことです。
その後、昭和23年に、国民の祝日に関する法律が制定されて、
春分の日という名称に変わりました。
この時に意味が変化し、天皇や皇族を奉る日から、
昔からの、自然をたたえ、生物を慈しむ日となりました。
すごしやすい季節の始まり、
現代でも、国民の祝日でもあるので、
旅行や買い物、散歩に出かける人も多いでしょう。
ただ一つ、現代の日本の春には、
苦しいことがありますよね。
そう。スギ花粉。
多くの日本に住む人を悩ませている、花粉症です。
これが無ければ、
春は本当に素晴らしい季節なんですけどね〜。。。
春分の日は毎年変わる?決め方はどうやってるの?
春分の日は、他の祝日とは違って、
毎年決まった日ではありません。
なぜ、春分の日が毎年違うのかというと、
うるう年と同じ考え方。
ご存知の通り、一年は365日ですが、
地球の公転は365日+6時間と、
すこ〜しズレています。
この調整をしているのが、
4年に1度のうるう年。
春分の日は、黄道という太陽の通り道と、
春分点というところが交差する日を指しているので、
毎年少しずつのズレが生じてしまいます。
このズレがあるために、
同じ日に春分の日とすることが出来ないんですね。
毎年、昼と夜の時間が同じ長さになる日を狙って、
春分の日が定められています。
この春分の日の日程調整は、
国立天文台が発行している暦象年表というものを参考として、
閣議で決定されます。
- 2015年(平成27年)は、3月21日(土)
- 2016年(平成28年)は、3月20日(日)予想
- 2017年(平成29年)は、3月20日(月)予想
現在、2030年までの予想は、
国立天文台のサイトに掲載されていますので、
参考にしてみて下さいね。
国立天文台の公式サイト ⇒ http://www.nao.ac.jp/faq/a0301.html
春の始まりである春分の日。
あなたの身近で開催されているイベントで、
自然を楽しんでみては如何でしょうか?
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