家族みんなが大好きなハンバーグ!
でも、その時欠かせないのが
玉ねぎのみじん切りなんですよね。
あの目に染みて涙が止まらなくなる
玉ねぎのみじん切り。
何とかならないのでしょうか?
実は、なるんです!
幼稚園児でも大丈夫な涙の出ない、
玉ねぎのみじん切り方があるんです!
親子で一緒にハンバーグづくりを楽しみたいあなたに、
お教えしちゃいますね♪
玉ねぎのみじん切りで涙が出てしまう原因とは?
その前に、
そもそもどうして玉ねぎを切ると
涙が出ちゃうんでしょうか?
みじん切りどころか、
スライスでも目に染みたりします。
玉ねぎはよく使う食材だけに、
私もホントに悩みの種、困っているんですが・・・
原因は玉ねぎに含まれている
「硫化(りゅうか)アリル」
という成分にあるのです。
硫化アリルは、
一般的には「アリシン」とも呼ばれています。
血液をサラサラにしてくれる、
ありがたい効果がいっぱいの成分。
揮発(きはつ)性が高い成分なので、
細胞が壊れた面から飛び出して、
空気に乗って拡散しちゃう!
それが目や鼻の粘膜を刺激しているのです。
そして目や鼻は、硫化アリルを追い出そうと、
涙や鼻水を出すわけなんです。
これで完璧!玉ねぎのみじん切りで涙が出なくなるテクニック!
原因がわかったので対策は
- 硫化アリルを拡散させない
- 眼と鼻からの侵入をブロックする
になります♪
まずは、成分が空気中に広がるのを防ぐ方法として・・・
1.玉ねぎを冷やす
前もって冷蔵庫で冷やしておく、
または冷凍庫に15分ほど冷やすと、
硫化アリルの揮発を抑えられます。
2.包丁・まな板を水で濡らしておく
硫化アリルは水溶性なんです。
そういえば、サラダに使うオニオンスライスも
水にさらすと、ピリピリの味が和らぎますよね。
硫化アリルが、
水に溶けているって事なんですね!
というわけで、水に溶かす作戦!
みじん切りする前や、切っている途中にも、
包丁やまな板をさっと水で洗い流すと良いんです。
3.玉ねぎを切る工程でボウルの水に浸す
同じく水に溶かす作戦、その2。
みじん切りにする前に、
まず玉ねぎの皮をむき半分に切りますよね。
その時に1度ボウルの水に浸し、
次に1/4にする場合もまた水に浸します。
最後は手早くみじん切りにします。
4.よく切れる包丁を使う
切れ味の悪い包丁だと、玉ねぎの細胞が多く潰れて、
硫化アリルがたくさん流れ出て、
空気中に広がります。
良く切れる包丁を使いましょう。
我が家の、10年以上も研いでいない包丁も、
しっかりとメンテせねば・・・
5.換気扇のそばで切る
硫化アリルがいっぱいになっている空気は、
早めに外に出て行ってもらいましょう。
換気扇が遠い場合には、
扇風機を使う方法もあります。
ただし扇風機は風向きに注意を!
さて、次は目と鼻を守って、
硫化アリルを取り込まない作戦です!
6.ゴーグルをつける
本当は目を閉じたい!
というか、目にひどく染みると
開けてられないほど痛い。
でもこんな包丁使いは危険です!
先手を打って、
ゴーグルで目をしっかりとガードしましょう。
小さな子供さんと一緒に料理をする場合には、
これが安心♪
7.鼻にティッシュを詰める
鼻粘膜からの硫化アリルの侵入を防ぎます。
これも、
- 口呼吸する
- 息を止めて切る
ことができればいいのですが、
不器用な私はきっと無理だな・・・
きっと酸欠になって、
みじん切りどころではなさそう^^;
注意力散漫になったり、
焦ってしまうと危険なので、
思い切って、ティッシュを鼻に詰めちゃいましょう。
詰めすぎは注意ですよ(笑)
終わりに
玉ねぎのみじん切りで、
涙が出なくなる手軽な方法。
出来そうですか?
私は水で濡らす&換気扇の方法を
試してみました!
いつもより目に染みなくて
楽にみじん切りできましたよ♪
もっと早く知りたかった(笑)
お子さんと一緒なら、
ゴーグルと鼻ティッシュのコンビが良いかも!
きっと、楽しい料理になりますね♪
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