冬は、あの嫌~な“静電気”の季節。
「バチッ!」とくるあの感覚、
ちょっとしたストレスにもなりますよね。
でもバチッとなりやすいい人と、
そうでない人がいるような気がしませんか?
実は帯電しやすい体には、特徴があるんです。
静電気を溜めやすい人の体には、
「乾燥」という共通点があります。
しかもお肌だけではなく、
「体内の乾燥」が重要なポイント!
肌の乾燥は、自覚しやすいですが、
体の内側が乾燥しているなんて、気づきにくいですよね。
血や体の中の水分バランスが悪くなり、
ある意味、体内が乾燥している状態は、
気付かずに進行しているケースが多いんです。
血液検査なんかで、「ドロドロ血」
などと言われたことがある人は、
水分補給を定期的に行いましょう!
冷えからくる“むくみ”などを防ぎ、
体の中をスムーズに水分が流れるように
心がける必要があるんです。
ところで、「静電気は肌に悪い」と
よく言われますが、どう悪いんでしょう?
静電気が肌に与える影響
髪の毛が静電気の影響で、顔や手にくっついてくる、
という体験をしたことって、ありますよね?
なんと実は!
お肌の静電気は、空気中や床、服などについた、
小さな塵やダニ、ダニの死がいなどのアレルギー源を
吸着させてしまうことがあるんです。
お肌が乾燥して、バリア機能が低下している状態でだと、
炎症や肌荒れなどの原因になりかねません。
静電気が起きにくい、体内外が乾燥しにくい状況を作らねば!
冬は、肌が乾燥してカユカユになります。
靴下のゴムのところの痒さは・・・想像したくない!
お肌の乾燥対策、あなどれません。
段階別!冬の乾燥がかゆみの原因
乾燥肌は肌荒れだけではなく、
老化を早めシワが出来やすくなったり、
痒みが強くなったり。
搔いたあととかできちゃって、ホンとに困りますよね~^^;
人間の肌には、バリア機能があります。
肌の表面にある角質細胞と呼ばれる“レンガ”と、
セラミドなどの細胞間脂質と呼ばれる“セメント”によって
形成されています。
これらの細胞間脂質は、
水と結合して肌の水分を保つ、重要な保湿成分。
保湿成分が、正常に働かなくなったり、減少すると、
水分を保てなくなり、肌は乾燥してしまいます。
肌の水分が30%以下になった状態が、『乾燥肌』!
危険水域への突入ですね。
乾燥肌は、「肌トラブルの原因」になります。
なので、出来るだけ早い段階でのケアを心がけましょう!
❖第一段階
軽いかゆみ、肌のツッパリ、カサカサ、
粉をふいたような状態になります。
❖第二段階
ひじやひざ、くるぶしなどの関節がが黒く変色し、
ヒビ割れが起こります。
❖第三段階
ヒビ割れた部分から雑菌が侵入し、湿疹がでます。
※あまり酷くならない内に、専門医を受診しましょう!
厄介なのが“温まると痒くなる!”という状態。
冬は寒い、寒いから温まりたい!
なのに温まるとその後が痒い!!
熱いお湯に、長時間入ってしまうと、
肌に必要な皮脂や天然の保湿因子まで、
流出させてしまうんです。
お布団に入って、身体が温まり始めた頃に痒くなってくるのも
ツラいですよね~。。。
肌荒れを治すには?早く治す方法
◇口元のカサカサ女子は・・・
口元、特に唇は「皮脂腺」が少ないので
乾燥しやすく荒れやすいんです。
口元の乾燥と荒れの即効ケア
寝る前に、ワセリンを唇に塗ります。
↓
口の大きさに合わせて、ラップを切り口元に貼ります。
↓
マスクをかけると、ラップが落ちません!
普段からリップを塗ってマスクをすると、
口元の乾燥、荒れ対策に!
口元のケアとして、
- 落ちにくい口紅
- リップグロス
を避けることが、口元の乾燥と荒れを防ぐことになります。
落ちにくい口紅とグロスのメイクを落とす時に
ポイントメイク用のクレンジングを使用するのは
避けたほうがよいでしょう。
ポイント用のメイククレンジング剤は、
洗浄力が強いものが多いので
唇の乾燥と荒れを助長してしまうかもしれません。
オフィスではできませんが、
家で一番簡単にできるのが、
寝室に濡れタオルを部屋にぶら下げて寝る!
本当に簡単です。
あと、寒い日の夜って、
電気毛布を使いたいですよね。
でも熱で体が温まると、
どうしても水分が蒸発してしまいます。
寝る前に電気を入れて温めておいて、
自分が布団に入ったらスイッチを切るようにした方が
肌のためには良いですよ。
それでも肌荒れが治らない…原因は洗顔かも?
◇毎日の洗顔から見直してみましょう!
ついシャワーを浴びた温度のままで、
顔を洗っちゃいますよね。
でも、35℃以上の熱いお湯での洗顔は、
乾燥肌にとっては絶対にNG。
肌に必要な皮脂や水分まで洗い流してしまうので、
綺麗になるはずが、お肌がパリパリになってしまいます。
30℃くらいの優しい温度で、
大切な“肌”を洗ってあげましょう。
また、石鹸や洗顔フォームは、熱いお湯で泡立てると、
泡がヘタッテしまって充分に泡立ちません。
ゴシゴシと洗いたい気持ちを抑えて、
フンワリとタップリと泡立てて、泡で顔を洗いましょう!
泡立てるのが苦手な人は、
泡立て用のネットを使うと、綺麗に泡立ちます。
ぬるま湯で、タップリの泡で洗う!
毎日の積み重ねが、乾燥肌を改善させ、
美肌につながります♪
スキンケア用の乳液を、
クレンジング代わりに使ってみるのも効果あり!
タップリの乳液とメイクをなじませて
洗い流しましょう。
美肌は一日にしてならず!
毎日、無理なく続けられるケアを心がけましょう。
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