最近身体がなんだか熱っぽくてだるい……
そういえば、最近ニュースでも
「インフルエンザ流行」
という話を聞き始めたような気が・・・
もし、自分がインフルエンザに感染していたとして、
仕事への影響は?
そもそも会社へ出社出来るのだろうか?
そんなことが気になり始めたあなたに教えます!
知っているようで実は知らない、
「季節性インフルエンザ」と風邪との違い。
そして
「自分はインフルエンザにかかっているかどうか」
のチェックポイントを押さえていきましょう。
季節性インフルエンザが流行する時期やピークを知っておこう
季節性インフルエンザの主な感染源は以下の3つと言われています。
・ 飛沫感染
・ 接触感染
・ 空気感染
飛沫感染は、
インフルエンザに感染している人が
くしゃみ・咳などをしてウィルスが放出されるもの。
唾液や鼻水などが感染源となりえますね。
接触感染は、
ウィルスが付着したものに触れることを介して感染するもの。
空気感染は、
空気中にただようウィルスが原因となるもの。
普段、電車やバス通勤だったり、
空気環境が悪いオフィスにいることが多いと、
いつインフルエンザに感染してもおかしくはない
状況ではありますね……。
「普通の風邪」と「季節性インフルエンザ」は
似ているようで、実はまったくの別物。
いわゆる「普通の風邪」は、
季節の変わり目に通年見られますが、
「季節性インフルエンザ」が流行するのは12〜3月頃。
ニュースでも12月、早くて11月頃から
インフルエンザについて耳にするようになりますね。
「普通の風邪」との大きな違いは
「38℃以上の急な発熱」
「頭痛」
「全身のだるさや関節の痛み」
が主なところ。
この3つの症状のいずれかが出てきて初めて
「もしかしてインフルエンザ?」
と思うことが多いでしょう。
社内や身近な人がインフルエンザに感染していれば
危険度は大ですね!
インフルエンザの検査方法は病院以外にもある
「インフルエンザに感染しているかもしれない!」
そんな時には、
内科(お子さんは小児科)を受診しましょう。
病院や医院によっては、
インフルエンザなどの感染症にかかっている可能性がある場合、
院内感染を防ぐために、専用の入口や受付口を設けているところもあります。
事前に、ホームページや電話で確認しておくと良いですよ。
ただし、発症からあまり早いタイミングで受診をしても、
体内のインフルエンザウィルスの数があまり多くなく、
検査をしても陰性と出ることが多いです。
「やばい!」
と思って急いで病院に行っても、
ちゃんとした結果がわからないと、出直すことになってしまうことも……。
正確に「インフルエンザに感染しているかどうか」を調べるには、
一般的にウィルスの数が増え始める
「発症後12時間以上」が、検査をするのにベストとされています。
ただし、発症から時間が経ちすぎると、
処方薬が効かなくなる
症状が悪化する
など、対応が難しくなるので、
「発症後24時間、遅くても48時間未満」
までに受診するのがポイントです。
普段の平熱が低い場合、熱が38℃以上に達していなくても
インフルエンザに感染していることがあります。
なので少しでも
「普段の体調と違うな?」
と思ったら、インフルエンザの感染を疑ってみてください。
「病院へ行く時間も余裕も無い!」
という方には、「自宅で検査出来るキット」も販売されています。
ですが、もしインフルエンザに感染していた場合、
自分で検査したものだと、
会社への報告には使えない(正式なものと認められない)ケースが一般的です。
なので、ここはしっかりと医療機関を受診するのが確実です。
インフルエンザの検査結果が陰性ではなく陽性だったら?
まずは医師の指示に従って、処方された薬を飲むことは必須!
そして安静にすること。
仕事や他のことが気になるかもしれませんが、
ここで無理をしてしまうと、症状が長引いてしまいますよ〜!
睡眠をとることと、
水分補給も十分にしておいてくださいね。
ある程度動けるようになっても、
くしゃみや咳で他の人にうつさないために
マスクや手洗い・うがいはしっかりと。
出来る限り人混みのある場所へは
行かないようにすることも大切です。
症状がおさまった・熱が下がっても、
2日間は特に注意をしておきましょう。
職場によっては、
出勤停止期間などが設定されているかと思います。
会社への報告も忘れずに。
こっそり出社して、
社内にインフルエンザウィルスを撒き散らしてしまったら、
平謝りどころじゃないですよ……。
インフルエンザ検査が陰性でも高熱が出た?油断は禁物!
さきほどお話しした通り、
ウィルスが増える前に検査した結果、陰性が出る
というケースもあります。
ですので、
しばらく経っても症状が治らない・悪化している場合には、
再度医療機関を受診しましょう。
あと、初期症状だけで軽く済んでいる場合もあるので
注意が必要です。
インフルエンザの予防接種を、
すでに受けていた場合などに起こるのですが、
「最近ちょっと風邪っぽかった」
「少し身体が痛かったけれども、
熱が上がらなかったからインフルエンザではなかったな」
と思っている場合でも、
実はすでにインフルエンザにかかった後かもしれません。
少しでも体調が怪しいなと思ったら、
ちゃんとマスクをして、周りにうつしたりしないよう配慮が必要です。
「咳エチケット」という言葉もありますが、
インフルエンザであっても、風邪であっても、
お互い気をつけておきたいですね。
インフルエンザの予防や対策を知って家族を守ろう
一番の予防は、
「インフルエンザの予防接種を行う」こと。
さきほどの通り、予防接種をしたからといって
「かならず感染しない」
わけではないのですが、
感染したとしても症状が軽くで済んだりします。
職場で加入している健康保険や組合によっては、
毎年予防接種の助成などを行っています。
このような制度を利用して、出来る限り済ませておきましょう。
会社や業種によっては「予防接種を受けること」
自体が必須のところもありますしね〜
あとは、普通の風邪と同様に「うがい」「手洗い」、
出来れば「室内換気」も気をつけていきたいですね。
空気が乾燥していると、ウィルスが蔓延するリスクも上がります。
なので、「加湿すること」もポイントの一つです。
季節的にも特に乾燥しがちですが、
卓上に置ける小さな加湿器を使うのも効果的ですよ。
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厚生労働省が提供している動画では、
季節性インフルエンザについて凄く詳しく紹介されています。
お時間ある方は是非見てみると良いですよ。
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職場の同僚や身の回りの人、
そして自分自身の為にも予防はしっかりと!
万が一かかってしまった場合は安静にして、
体力回復に努めてくださいね〜
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