全国各地で、レジ袋の有料化が広がっています。
環境問題の影響のせいもありますが、
有料化が、必ずしもメリットだけではないのではないか?
このように考える方々も、けっこういます。
冷静に、このレジ袋有料化について、
本当にデメリットはないのか?
少し考えてみましょう。
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消費者は経済的負担増加
わたしも、
レジ袋の有料化が始まったのをきっかけに!
買い物袋(エコバッグ)や、
自分で用意した、レジで使えるような袋を
いつでも複数枚は、買い物に行く時は持ち歩いています。
でも、改めて考えてみると、
「有料化になって、何が変わったのかな?」
と時折ふと思うこともあります。
突き詰めて考えたことはありませんが…。
そこで、デメリットとして考えられることを
まとめてみました。
1.消費者の金銭的負担が増える。
エコバッグは、基本は持ち歩くようになっても、
やっぱり忘れることもあります。
それに、買い物の量が多くなると、
「持ってきたエコバッグに入りきらない。。。」
なんて事もあります。
そうした場合、レジ袋を買うことになってしまいます。
「ちりも積もれば…」
の格言通り、買う側の経済的負担も馬鹿になりません。
店側には重要な万引き対策
2.店側が万引き対策に苦慮する。
レジ袋を使わず、エコバッグを店内に持ち込むと・・・
お店の商品を、私物のバッグに入れられやすい、
ということも考えられます。
結果、万引きがしやすい環境を与えてしまっていますよね。
ただでさえ、店側は万引きには苦慮しているんですから、
売る側はたまったものではありません。
店側としては、レジ袋で儲ける訳にもいきません。
ですので、利益が出ない商品のために
在庫スペースを空けなければなりません。
なんか無駄ですね。。。^^;
コンビニの営業にも影響?!
3.コンビニ等への不法投棄の増加
有料のレジ袋は、家庭にたまっていくばかりです。
それを利用し、さらに指定のゴミ袋(有料)に入れずに、
コンビニ等へ捨てる人が増えてきています。
ご存知のように、多くのコンビニは
投棄しやすい場所には、ゴミステーション等を
置かないようになりました。
東京都内だと、一人暮らしの人なんかが、
自宅のゴミをコンビニに捨てて、
問題になったりしています。
なので、都内のコンビニの多くは、
店内に置いて、監視する店舗ばっかりになっています。
4.その他
トータルで見ると、
「エコ対策になっていないのでは??」
なんて疑問があります。
だって結局は、新たに発生するゴミ袋もゴミ。
廃棄される運命のものです。
そして、エコバッグは頑丈に作られたものが多く、
新たな石油精製の残りかすを多く使用しています。
エコバッグ+レジ袋、ゴミなどの集積で
「トータルではゴミが減っていないのでは?」
という疑問も、少しずつ問題提起がされてきています。
レジ袋有料化は、ゴミの減量などを狙ったエコ対策で、
一見すると、メリットが多そうに感じます。
ですが、少し広い視野で見てみると、
デメリットの面も、結構あるんです。
それらを改善できるように、行政には考えて頂き、
私たちも意見を出しながら、
地球環境を良い方向にしたいものですね。
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