敬老の日は有名ですよね?
でも、老人の日を御存知の方は
意外と少ないような気がします。
そもそも老人の日というネーミングも
何だか冷たいような言葉に感じますし^^;
「老人の日は、いつ?」
そう言われると、子供じゃなくても、
大人でも分からない。
敬老の日と老人の日、2つあるってこと??
敬老の日・老人の日の成り立ち
敬老の日は9月の第3月曜日
と、定められた日です。
実は、2002年までは、
毎年9月15日が敬老の日と言われていました。
最近まで9月15日だったのに、
何故、2004年から第3月曜日に
定められたのでしょうか?
それは、2001年の祝日法改正により、
ハッピーマンデー制度の実施で決定されたんです。
「ハッピーマンデーってなに?」
日本において国民の祝日の一部を、
従来の固定日から、特定週の月曜日に
移動させた法改正です。
なんだか、よく分かりにくくても、
連休になることは良いことですね(笑)
そこで疑問!老人の日はいつ?
それは、
1947年から9月15日を「としよりの日」
としていました。
でも、としよりの日って何だか・・・
と思ったかどうかは、定かではありませんけど(笑)
「老人の日」と名称を変えて、
老人の日も何だかシックリこない?
・・・と思ったどうかも定かではありませんが、
さらに1966年に、
今の「敬老の日」という国民の祝日に変わりました。
敬老の日と老人の日の違いには二つの説がある
要するに、
敬老の日と老人の日は同じ9月15日!
かと思うと、
もう一つ違う説もあんです。
当時の老人の日という名前を残してほしい、
という声もあるそうで、
「敬老の日」の9月15日を、
国民の祝日ではない「老人の日」と定め、
9月15日~21日までの1週間を
「老人週間」とする説もあります。
「多年にわたり、社会に尽くしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」
という言葉からも、
人生の大先輩でもある、おじいちゃん、おばあちゃんに
敬意を持つことは良いことですね!
昔は、
「老人を大切にして、年寄りの知恵を借りて村作りをしよう」
と、
「農閑期の天候のよい9月中旬の15日」
を「としよりの日」にしたことが始まり、
とも言われています。
「としよりの日」から「老人の日」になり
「敬老の日」と名前を変更。
2点、3点と呼び名が変わっても
年上の方に敬意を持つことは、
今も昔も変わりませんね。
まとめ
敬老の日は、お花やメッセージカードを
プレゼントしてお祝いします。
ただ、大事なことは敬老の日以外も
敬意を持つことです。
人生の大先輩があるからこそ、
今の時代があると言ってもいい。
そして、自分たちも同じように
時代を繋いでいき作っていくものです。
そしていつか、敬老の日に
お祝いしてもらうようになる。
そのときに、もしかしたら
敬老の日という名前じゃないかもしれない。
それよりも、敬老の日そのものが
なくなってしまうかもしれない。
敬老の日がいつまでも続くようにすることも、
今の私達が、大事に思い繋ぐことが大切ですね。
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