山梨といえば『ぶどう』っていうイメージですよね!
デパートやスーパーの果物売り場に行けば、当然売ってますが、
旬の時期にもぎたての『ぶどう』を頬張るのって、
想像しただけでも口の中が“甘酸っぱく”なります。
山梨で『ぶどう』の栽培が盛んになった理由は、
気候や土地の条件が『ぶどう』にピッタリだから。
800年以上も前から栽培されていたそうですよ!
昔は果物は、貴重品で、狭い農地でも高収入が可能だったため、
養蚕(かいこ)から早く転換して、ぶどう栽培に力を注いだ事も、
後押しした理由の一つ。
ぶどうの栽培に適した気候とは、
生育期間中に雨が少なく、昼と夜の温度差があること!
そして水はけが良く、
砂質、岩場などあまり肥沃でないところです。
ぶどうが出来るまでの一年間の作業
- 剪定(冬に枝を90%近く切る)
- 誘引(剪定した枝をしばる)
- 芽かき(よぶんな芽をつむ)
- 新梢(しんしょう、新しく伸びた枝の誘引)
- 房作り(房の切り詰め)
- 摘粒(てきりゅう・多すぎる粒をつむ)
- カサかけまたは、袋かけ(実を守るため)
- 摘心(枝の長さを切りそろえる) →収穫 →出荷・販売
美味しい『ぶどう』を作るのは大変ですね。
大切に頂かないと、バチがあたりそうです。
山梨には『ぶどう狩り』農園がありすぎて、
どこに行くか決めかねているあなたのために!
ランキングをリサーチです!
ぶどうの種類や特徴♪
◆山梨の『ぶどう』の主な品種
❖デラウェア…7月中旬~8月中旬
米国デラウェア州で育成されました。
小粒ですが、味は日本人好み。
❖キングデラ…8月初旬~8月下旬にかけて
大阪府の育種家中村氏が育成しました。
「デラウェア」を大きくした外観から名前がつきました。
粒の大きさは4g前後、糖度・酸味とも濃厚な味が特徴。
❖サニールージュ…8月初旬~8月下旬にかけて
赤色早生品種で、粒は「キングデラ」より1回り大きい6~7g。
酸味が少なく、食べやすさが特徴。
❖紫玉(しぎょく)…7月中旬~8月中旬
山梨県の育種家植原氏の育成種です。
外観・食味とも「巨峰」に似ていますが
着色が早く、成熟が「巨峰」より10日程度早いのが特徴。
❖藤稔(ふじみのり)…8月中旬~9月中旬
神奈川県の育種家青木氏の育成種です。
国内の黒色大粒種の中で最も果粒が大きい品種。
30gを越える大粒のものもあり、酸味が少なくジューシー。
❖巨峰(きょほう)…8月~9月
静岡県の育種家大井上氏の育成種です。
最も栽培面積が多い黒色大粒種です。
種あり栽培と種なし栽培があります。
❖ピオーネ…8月下旬~9月
静岡県の育種家井川氏の育成です。
「巨峰」に比べ、果粒が一回り大きく18g前後とボリューム感があります。
上品な食味から、高級感が漂います。
❖ネオ・マスカット…8月下旬~9月中旬
岡山県の育種家広田氏の育成種です。
完熟するとマスカット香を有する、独特の美味しさになります。
❖ゴルビー…8月中旬~9月中旬
山梨県の育種家植原氏の育成種。
育成時、ソ連を変革したゴルバチョフ(ゴルビー)にちなんで、
名前がつけられました。
鮮やかな赤色の大粒種で、糖度が高いのが特徴。
❖ロザリオ・ビアンコ…8月下旬~9月
山梨県の育種家植原氏の育成種。
世界的に食味評価が高い2品種を親とすることから、
外観・食味とも極めて優れています。
糖度は18度以上と高いのが特徴。
❖甲斐路(かいじ)…9月~10月中旬
山梨県の育種家植原氏の育成種。
名前の通り山梨県を代表する赤色晩生種です。
糖度は20度を超えますが、反面に病気に弱いのが難点です。
❖甲州…9月中旬~10月
1300年の歴史を持つ日本原産品種。
生食とワイン用に利用されます。
種の周りの酸味が強いので、
種ごと飲み込むことが地元流の食べ方です。
低温貯蔵により年明けの出荷もあります。
こんなにたくさんの品種があるんですね~!
少しずつ食べ比べをしてみたいです(笑)
山梨のぶどう狩り!オススメのスポット!
❖片田園
勝沼インターから1分と好立地です。
もちろん、ぶどうも甘くて美味しく、種類も豊富と評判です。
一番のオススメは毎年9月下旬から行われる
「フルーツバイキング1,200円」!
ぶどう20種類以上、他のフルーツも食べ放題です。
- 畑での食べ放題(料金1人 800 ~1,500円)
- 甲州市勝沼町勝沼2365-1 TEL: 0553-44-0253
- ぶどう狩り期間:7月下旬~11月上旬
- アクセス:中央自動車道 勝沼ICより約1分
❖久保田園 ← ペット同伴可!は嬉しいですね。
久保田園のぶどう狩り可能品種は40種類以上です。
久保田園の料金システムは、
お客様が切り取られた「ぶどう」と、
売店にて販売している「ぶどう」を購入された分の重さで、
料金が決まるシステムです。(量り売り)
入園料は無料、試食も無料で『ぶどう狩り』には料金は発生しません。
- 甲州市勝沼町勝沼1611 TEL:0533‐44‐2127
- ぶどう狩り期間:7月下旬~10月下旬
- アクセス:JR中央線勝沼ぶどう郷駅より車で10分(無料送迎有)
❖釈迦堂東口園 ← すごく有名です
フルーツバイキングとして、桃と「ぶどう」が好きなだけ、
お腹いっぱい食べれます。
桃は固めと柔らかめがあって選べます。
「ぶどう」は1人1種類1房を選べます。
例えば4名の場合、桃が大きいので4個でなく2個なら、
「ぶどう」は6房選ぶことが出来ます。
- 料金:大人料金2,000円 子供料金(小学生未満は無料) 小学生は半額
- 中学生以上は大人料金
*農園からのお願い…丁寧に食べてくださいね!
- 料金:大人料金2,000円 子供料金(小学生未満は無料) 小学生は半額
- 中学生以上は大人料金
ぶどう狩りに行くときの注意点など。
❖ぶどう狩りに行く前に!
*服装
・蚊が居ますので長めのズボンがおススメです。
・畑ですから高いヒールは避けましょう。
・雨天時はレインブーツをおススメします。
*有ると便利なもの
・虫除けスプレー ←彼女のためにも用意して行きましょう!
・ウェットティッシュ(手がべたつくのであると快適です)
・ぶどうの汁が衣類につくと絶対に落ちません。
小さな子共が一緒の場合、汚れても良いものを服の上から着ると安心です。
・雨具(ぶどう畑内では傘禁止の所が多いです。カッパがあれば便利です)
他にも『ぶどう狩り』ができるところは、
本当にたくさん有ります。
インターネットで紹介されていない農園も、
たくさんあります。
車で行ってみて、もし道端で気になるぶどう狩り農園があったら、
行ってみても面白いかもしれませんね~。
農家の方が丹精込めて作られた「ぶどう」です。
ルールを守って、美味しく頂きましょう!
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