夏は暑い!
特に、この数年の暑さは異常ですよね。。。
私が子供の頃なんて、30℃ちょっとでも暑かった気がするんですが、
今はもう、40℃近くにまで気温が上がる事も
日常茶飯事になっています。
これだけ暑いと、たとえどれだけ元気な人でも
体調を崩してしまうこともあります。
屋外、太陽の下だと暑さ対策をしていても、
室内だと、どうしても対策を疎かにしがちになってしまいます。
定期的に水分を取ったり、
ちゃんとした対策を行わなければいけません。
お年寄りには熱中症対策が必須!
私たち、元気で体力がある若い世代でも、
太陽や暑さには、負けてしまう事があります。
ならば、おじいちゃんやおばあちゃんなど、
お年寄りは、もっと体力を奪われてしまうのではないでしょうか。
熱中症患者のおよそ半数は、
65歳以上の高齢者というデータも出ています。
日中の炎天下のみならず、室内でも、
そして夜でも、かなりたくさんのお年寄りが
救急車で運ばれてしまっています。
家族など、近くにいる人が日頃から、
暑い日などには気にかけたり注意して、
声を掛けてあげましょう。
熱中症とは?
![熱中症の女性](https://evltns.com/wp-content/uploads/2015/05/20150506152538-2.jpg)
お年寄りの身体は、若者と比べると
体内の水分量がとっても低い。
このため、脱水症状に陥りやすくなっているんです。
人の身体は、体内の老廃物を排出する時には
たくさんの尿、水分を必要とします。
お年寄りの身体は、たくさんの老廃物が排出されますので
たくさんの水分も必要とします。
ただでさえ水分が少ない身体なのに、
どんどん水分が無くなってしまうんです。
意識してちゃんと、水分補給をする必要があるんですね。
脱水症状になってしまった場合には、
汗をかいていなくても、首元がべたべたしたり
全体的に皮膚がべたついた感じになります。
また、食欲が減退したり、
目に見えて元気がなくなってしまう・・・
なんて事もあります。
めまいや立ちくらみなどで、フラフラしてしまったり、
水分不足で足がつったり、頭痛を起こしてしまう場合もあります。
熱中症の段階や危険性とは?
![熱中症の老人](https://evltns.com/wp-content/uploads/2015/05/20150506152538-1.jpg)
顔が赤くなって、汗が止まらない。
喉もカラカラに渇いてる・・・
などの症状は、熱中症の初期症状の可能性があります。
お年寄りの場合は、室内でも熱中症になる可能性が高いです。
唇や舌が乾燥したり、元気が出ない場合も
体内で異常が起こっているサイン。
また、めまいや立ちくらみなど
はっきりした症状が出た場合には
声掛けをしてみましょう。
意識がある場合は、涼しい所でゆっくり休ませて
体調が回復するのを待ちましょう。
声を掛けても意識がハッキリしない場合や、
体調が回復しない際は、必ず病院に連れていく事。
もし、意識がない場合には、すぐにでも救急車を呼びましょう!
まとめ
![熱中症の男性](https://evltns.com/wp-content/uploads/2015/05/20150506152538.jpg)
高齢者の熱中症による死亡率は、とても高いです。
熱中症は、なにも炎天下の屋外だけではありません。
エアコンを付けていない屋内・・・とも限りません。
ただ普通の日常生活の中でも、
熱中症になってしまう事があります。
もし一緒に暮らしている場合には、
気にかけてあげられます。
ですが、一緒に住んでいない場合には
なかなか気づいてあげられません。
特にお年寄りの場合、若い時はエアコンが無かったので、
今でも、なかなか今までの生活習慣を変えれずに、
エアコンを付けたくない人もいます。
ですが若い頃のようには、体温調整が上手く出来なくなっているので、
涼しい環境を作ってあげなければいけません。
体力の回復にも時間が掛かってしまいます。
周囲の環境も、温暖化や、コンクリートジャングルでのヒートアイランド現象で、
当時とは比較にならないほど、暑くなってしまっています。
水分をこまめに摂取してもらうだけでも、有効です。
出来るだけ周りの人が、気に掛けてあげるのが
大切なのではないでしょうか。
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