今は、一昔前とは違って、
色々な情報が簡単に手に入ります。
それは、アトピー改善方法にしても同じこと。
でも、
「あれ?これって、前に聞いた情報とは違うような・・・」
「これ、やってみたけど酷くなった。。。」
なんて事を経験した人も多いはず。
どうしてこんなことが起こるんでしょうか?
それは、アトピーは人によって体質が違うから。
アトピーは、他のアレルギー症状よりも、
効果がある方法と、無い方法の差が激しい。
わたしも、
- ステロイドで症状を抑える
- 漢方が効く
- お茶が良い
などなど、赤ちゃんの頃から、
ほんとうに色々と試してみました。
より酷くなったら、すぐにやめる。
多少でも効果があれば、その方法を繰り返す。
でも、繰り返すので、
少しずつ効果が薄れてくる・・・
この繰り返し。
いや、、、ほんとに辛かった。。。^^;
専門家の人たちも、
命に関わる病気じゃないので、
本気で治そうとしてないんじゃないか?
こんなことまで考えてしまいますよね。
ただ、数あるアトピー改善法の中でも、
唯一無二の治療法があります。
それは、食事。
今回は、アトピーを改善する為に絶対に大切な食事を
お話したいと思います。
アトピーを治すには腸環境の改善は唯一無二の方法
アトピーを改善する為には、
まずは、腸をキレイにする必要があります。
腸の中がキレイじゃないと、
栄養がちゃんと吸収されないので、
いくら栄養バランスが取れている食事をしても、
意味が無くなってしまいます。
腸がキレイだと、しっかりと栄養が吸収され、
その栄養は血液に乗って体中に運ばれます。
その栄養が、アトピーで傷ついている肌の回復を促進します。
保湿も行ってくれます。
腸の中が汚れていると、栄養を吸収出来ないどころか、
その汚れが間違って血液に入ってしまいます。
すると、血液もドロドロになってしまい、
アトピー悪化の原因にも!
まずは、
「何を食べるか?」
この事を考えて、腸の中をキレイにする事を意識しましょう。
食べるもの次第で、体の中は汚くなるし、
逆に、キレイにする事も出来るんです。
食習慣でアトピーを改善していこう
![和食](https://evltns.com/wp-content/uploads/2015/03/20150325211519-2.jpg)
まずは、食習慣から変えていきましょう。
食習慣と言うと、
- 野菜をたくさんたべる
- 規則正しく食べる
というような説明が多いと思います。
ですが、腸内環境を改善するには、
この方法ではなかなか改善する事が出来ません。
先ほども話しましたが、
腸の中がキレイじゃないと、
ちゃんと栄養を吸収する事が出来ませんからね。
そのためには、時間をかけて、
段階を踏まなければいけません。
そのための6つのステップをご紹介します。
STEP① 食べる順番を変える
![焼肉](https://evltns.com/wp-content/uploads/2015/03/20150325211519-1.jpg)
始めは、メニューを変える必要はありません。
食べる順番を変える事から始めてみましょう。
なぜ、そんなことから始めるか?
実は、食べ物はそれぞれ消化する時間が違います。
例えば、野菜と肉。
野菜は1時間、長くても2時間で消化できます。
それに比べて肉類は、
10時間から24時間もかかってしまうんです。
消化に時間がかかる肉を、始めに食べてしまうと、
一緒に野菜まで、消化に時間がかかってしまうんです。
すると、胃の中の野菜はどんどん鮮度が悪くなってしまい、
吸収される時にはドロドロに・・・
消化が早いものから食べる事は、
凄く大切なんです。
- 果物:30分前後
- 野菜:1時間〜3時間
- 米などの炭水化物:6時間〜12時間
- 肉などのタンパク質:12時間〜24時間
STEP② 食事回数を減らす
![朝食](https://evltns.com/wp-content/uploads/2015/03/20150325211519-3.jpg)
外部サイトですが、こちらのサイトを見てみて下さい。
リンク先 ⇒ http://ping-jing.com/1402.html
人は本来、朝食は食べる必要はありません。
午前中は、身体の中から不要な物を排出する時間ですので、
朝ご飯を食べると、
「出すの?吸収するの?」
身体が混乱してしまいます。
腸の働きをベストに保つには、
午前中は休ませて、午後から腸を働かせるのがベスト
なんですね。
一日中、腸を働かせていると、
肌を回復させるエネルギーまで腸に奪われてしまいます。
健康を健康に保つには、一日2食が理想的なリズムなんです。
身体のリズム
- 4時〜12時:不要な物を排泄する時間
- 12時〜20時:食べ物を消化する時間
- 20時〜4時:身体が修復される時間
一日2食は、12時〜20時の食べ物を消化する時間なんですね。
STEP③ 季節の野菜を食べる
![野菜](https://evltns.com/wp-content/uploads/2015/03/20150325211519-7.jpg)
数年前に、スポーツドリンクかなにかのCMで、
人の身体の70%以上は水で出来ている
といった事を言っていたと思います。
これは本当にその通り。
キレイな水分を補給する事は、
非常に大切なんです。
ただ、だからと言って水をたくさん飲めば良いかと言うと、
一概にそういうわけではありません。
効率よく水分補給をするということ。
野菜には、たくさんの水分が含まれているので、
新鮮な生野菜をたくさん食べて、
必要な栄養素を補給しながら水分を取ることが必要なんです。
この、「新鮮な野菜」というところには、二つのポイントがあります。
一つめは、生野菜を食べるということ。
なぜ生野菜?
その理由は、栄養素をそのまま補給する事ができるから。
ビタミンCやカリウムなどは、加熱すると破壊されてしまいます。
これでは、せっかくの野菜が台無し。
ということで、生野菜を食べる必要があるんです。
二つめは、季節の野菜を食べる事。
今は、ビニールハウスなどで季節外れの野菜を食べる事も出来ますが、
季節の野菜には、その季節に合った作用があります。
特に、にんじんやジャガイモ、根野菜のような冬野菜には、
血行を良くしたり、身体を中から温めるという効果があります。
身体を強くしてくれるので、
アトピーに対しての免疫力や、傷ついた肌の早期回復にもなるんです。
STEP④ キレイな油を摂取しよう
![食油油](https://evltns.com/wp-content/uploads/2015/03/20150325211519-4.jpg)
人の肌の表面は、油分で覆われています。
この油分が不足すると、肌に含まれている水分が蒸発してしまって、
乾燥肌になります。
乾燥肌はアトピーのかゆみの原因の一つですね。
この油分が不足してしまう原因の一つとしては、
人工的に作られている油を摂取してしまっていること。
今の日本社会では、人工的に作られた油が蔓延しています。
それは、油を長持ちさせるためには必要な事なんですが、
成分としては、石油から出来ているプラスチックに非常に近いんです。
プラスチックが身体に悪い事は、誰でも分かると思いますが、
知らない間に摂取してしまっているのは怖いですよね。
キレイで良い油分を摂取すること。
これが、アトピー肌の保湿に効果があります。
良い油を摂取するには、ココナッツオイルや亜麻仁油など、
天然に近い油がオススメです。
逆に、身体に悪い油の見分け方は、
水素化油脂や植物油脂と表記されているもの。
出来るだけ、避けた方が良いでしょう。
STEP⑤ 添加物を出来るだけ避ける
![添加物](https://evltns.com/wp-content/uploads/2015/03/20150325211519-5.jpg)
添加物とは、食べ物を長持ちさせるためや、
美味しく感じさせるために、
人工的に作られているもの。
今の日本の食生活の中では、
なかなか避ける事が難しい。
ですが、避けなければいけないことも事実ですよね。
食品添加物は、身体の中に蓄積されてしまいます。
蓄積されて、許容量を超えてしまうと、
身体の防衛反応が働いて、
添加物を身体の外に排出しようとします。
便などで排出してくれれば良いんですが、
アトピーの人の場合、肌から出そうとするので、
アトピーが悪化してしまうんです。
この添加物を避ける方法の一つとしては、
昔から言われている「さしすせそ」をちゃんと使うこと。
- さ:砂糖
- し:塩
- す:酢
- せ:せうゆ(醤油)
- そ:みそ
さしすせそを使った料理は、確かに手間と時間がかかります。
でも、美味しいですよね。
この優しい美味しさが身体に優しいということを、
覚えておいて下さい。
STEP⑥ 牛乳は日本人には合いにくい
![牛乳](https://evltns.com/wp-content/uploads/2015/03/20150325211519-6.jpg)
牛乳は、日本人の体質には合いません。
それは、牛乳を消化するために必要な物質である、
ラクターゼを作る事が出来ないから。
みんなではありませんが、ほとんどの日本人は出来ません。
消化が出来ない牛乳を飲むことで、
腸の壁に沈着してしまい、
腸の中がドロドロになってしまうんです。
「じゃあ、カルシウムはどうやって取ったら良いの?」
ほうれん草を食べて下さい。
実は、牛乳よりもほうれん草の方が、
含まれているカルシウムが多いんです。
そしてそのほうれん草を、晩ご飯に入れましょう。
そうする事で、昼間は骨から吸い出されたカルシウムを、
効率よく補給する事が出来ますよ。
ちなみにわたし、
アトピーの検査では牛乳はまったく反応無し。
ですが、牛乳を飲む事をやめて、
アトピーがマシになったと実感していました。
まとめ
![赤ちゃん](https://evltns.com/wp-content/uploads/2015/03/20150325212710.jpg)
また別の記事で書こうと思いますが、
わたしをアトピーから救ってくれたのは、
あるお医者さんの言葉。
そして、そのお医者さんを信じての食事療法です。
その時に、このお医者さんを信じていなければ、
わたしは今でも、アトピーに苦しめられていたでしょう。
アトピーは、絶対に一朝一夕では治すことは出来ません。
本当に時間がかかるんです。
焦る気持ちは、痛いほど分かります。
ですが、すぐに完治させることが出来ないことは、
あなたも分かっているはず。
「急がば回れ」
焦らずに治療しましょうね。
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