ネクタイピンの必要性!オシャレな留め位置を知ろう

メンズファッション

 

ネクタイピン。

 

 

 

ご存知ですか?

 

 

もしかしたら今の若い人は、
その存在すら知らないかもしれません。

 

 

知っていたとしても、

 

「オヤジ臭い!!」

 

というイメージの人も多いはず。

 

 

実際に、周囲の人で付けているのも、

 

お父さん世代や、会社の取締役など、
年配の方ばかり。

 

っていうことも多いかもしれません。

 

 

でも実はネクタイピンは、
とても便利なアイテムなんですよ。

 

 

 

ネクタイピンをする理由

 

ネクタイピンは、どうして必要なのか?

 

一番の理由は、便利で実用的だから。

 

 

 

例えば食事の時。

 

 

炎天下の真夏。

 

会社の女性と、ウキウキ楽しいランチ。

 

 

その日はもの凄く日差しが強く、
とてもとてもジャケットなんか着ていられません。

 

ジャケットを脱いで、ランチに出かけます。

 

 

女性に取り分けてあげようとした時、
ネクタイがブラブラしてしまっていると、
ネクタイの先が、食事に触れてしまうかもしれません

 

 

ネクタイが汚れてしまうだけじゃなく、
不衛生で、食べ物も食べられません。

 

テーブルマナーとしても、最悪です。

 

 

 

例えばトイレの時。

 

 

用をたした後、手を洗うときに前屈みになります。

 

この時、ネクタイのことを意識しておかないと、
洗面台にネクタイがくっついてしまい、
濡れたり、汚れてしまったりしてしまいます。

 

 

 

例えば仕事中。

 

 

ネクタイがブラブラしていると、
机の上や書類にすれて汚れてしまいます。

 

生地の劣化も早くなり、すぐに買い替えなければいけません。

 

 

 

ネクタイピンには、
これらのトラブルを予防してくれるという、
素晴らしい効果があるんです。

 

高価なネクタイだったり、大切なネクタイなら特に、
ネクタイピンは必需品でしょう。

 

 

 

若い男性よりも、
年配の方々がネクタイピンをしていることが多い、
理由の一つは、

 

  • 奥さんやお子さん、大切な人からプレゼントされたネクタイ
  • 高価なブランド品や、ヴィンテージ生地のネクタイ

 

このような理由があるからなんですね。

 

 





 

 

もう一つの理由は、オシャレアイテムとして。

 

 

男性の正装、戦闘服でもあるスーツ姿。

 

女性の服装とは違い、
オシャレをする部分が少ない。

 

部分部分でこだわってみても、
なかなか周囲の人に分かってもらえません。

 

自己満足で終わってしまいます。。。

 

 

そんな中でもネクタイピンは、
数少ない分かりやすいオシャレポイントの一つなんです。

 

 

 

スーツ系の雑誌を、立ち読みしてみてください。

 

大手セレクトショップのスーツ部門、
デザイナーやディレクターの人たちは、
こぞってオシャレなネクタイピンをしています。

 

 

カジュアル系の雑誌でも、
ファッション関係で働いている人たちは、
ネクタイピンをオシャレに取り入れています。

 

 

 

実はネクタイピンは、
オシャレ好きの定番アイテムになっているんですねっ。

 

 

 

くたびれた年配の男性がネクタイピンをしている場合、
オシャレのためという可能性は、
限りなく低いのですが。。。

 

 

シーンで変えるネクタイピンの付け位置

 

ネクタイピンの正しい付け方。

 

間違えている人は少ないと思いますが、
念のために説明しておきます。

 

 

 

ネクタイピンは、

 

  • 大剣
  • 小剣
  • シャツ

 

この3つを一緒に挟んで固定します。

 

シャツにネクタイを固定する、というイメージです。

 

 

そして留める位置は、
シーンによって変えてみて下さい

 

正しい付け位置知っているだけで、
オシャレ上級者からは、

 

「おっ!」

 

と思われることは間違い無しですよ。

 

 

 

ちなみに、

 

  • 大剣とは、締めたとき上側に出る太い方
  • 小剣とは、締めたとき下側に隠れる細い方

 





 

①ジャケットを着ているとき

 

ジャケットを着て、きちんと前ボタンを留めているときは、
ネクタイがブラブラすることはありません。

 

 

ですので、オシャレの一つとして、
第一ボタン(ジャケットの一番上のボタン)から
少しだけ上の位置に付けるのが一般的
です。

 

 

 

イメージとしては、
前から見るとすこ〜しだけ、
ジャケットの合間からネクタイピンが輝いている感じ。

 

 

あえて目立たない、でも少しだけのぞいている・・・

 

オシャレ上級者の着こなしです。

 

 

ジャケットを着ていない時

 

オフィスで仕事中の時など、
ジャケットを脱いでいるときは多いかと思います。

 

オシャレと機能を両立させる、
ネクタイピンがもっとも輝くとき。

 

 

 

その大切な位置は、

 

「シャツの第4ボタンと第5ボタンの中間」

 

くらいがベスト。

 

 

目立つか目立たないか、
絶妙なバランスであると同時に、
ネクタイの遊びの長さも、一番美しい部分。

 

 

 

もちろん、あなたの体型や、ネクタイを締めた時の長さで、
着ける位置を上下させてもかまいません。

 

 

ベストをしている時

 

オシャレな男性は、
スーツにベストを合わせている人も多いですよね。

 

 

ベストを着用しているときには、
基本的にはネクタイピンは付けません

 

なぜなら、ベストがネクタイがブラブラ遊ぶことを防いでくれるから。

 

 

 

ただ、機能としては不要なのですが、
もしもベストを脱ぐシチュエーションがありそうな場合。

 

見えないように、ベストの下にネクタイピンを仕込んでおいたり、
内ポケットに準備しておいても良いでしょう。

 

 

TPOで変える!ネクタイピン

 

ネクタイピンは、冠婚葬祭の時でも、
身につけて出席しても問題ありません

 

 

ただし、当然ですが、結婚式とお葬式のときには、
付けるデザインを変える必要はあります。

 

 

結婚式の時のネクタイピン

 

最近、特に都市部での結婚式の場合、
デザインや色は、あまり気にする必要は無くなってきています。

 

華やかな場面ですので、
あえて装飾性の高いデザインや色を選んで出席する人も
増えてきています。

 

 

 

ただ、身内での出席の場合や、
それになりにかしこまった結婚式の場合には、
あまり華美なデザインのものは避けた方が無難でしょう。

 

 

 

基本的なマナーはこちら。

 

  • シンプルで目立たないデザイン
  • ネクタイと同色系

 

 

お葬式の時のネクタイピン

 

お葬式のときには、当然ですが、
装飾性の高いネクタイピンはやめておきましょう。

 

 

もしも、持っているネクタイピンのデザインが、
付けていっても問題ないものか?

 

分からない場合は、付けない方が無難です。

 

 

 

ただ、基本的には装飾系は禁止ですが、
唯一OKな装飾があります。

 

 

それは、真珠付きのネクタイピン

 

 

理由は、真珠は涙を表現しているという理由から。

 

 

 

男性だけじゃなく、女性のアクセサリーでも、
真珠のみが許されているのも同じ理由。

 

 

わたしの母なんかは、
イヤリングやネックレスで、真珠を揃えています。

 

ちょっとケバケバしい気もしますけど(笑)

 

 

 

お葬式のときの基本的なマナーはこちら。

 

  • 見えないようにネクタイピンを付けること。
  • シンプルで装飾系のないネクタイピンであること。
  • 真珠付きはOK。

 

 

若者にオススメ!ネクタイピンが見えない付け方

 

どうしても、ネクタイピンがオヤジ臭いくなってしまう!!

 

でも付けてみたい!!

 

 

そんな恥ずかしがり屋さんにオススメなネクタイピンの付け方を、
二つほどご紹介します。

 

 

タイタニック型がオススメ

 

ネクタイピンは、大きく分けると2つの種類に分かれます。

 

一つは、ワニ口式やクリップ式の、
一般的にネクタイピンをイメージさせるもの。

 

ワニ口式

 

 

 

クリップ式

 

 

 

 

タイタニック式

 

もう一つは、タイタニック式と呼ばれる、
ネクタイに針を直接刺して、後ろから留め付ける形のもの。

 

 

 

こちらはかなり装飾性が強いので、
個性を出したい若い人にはオススメのデザインですね。

 

当然、結婚式のような華やかな場でも、
活躍してくれること、間違い無しです。

 

 

 

見えないようにネクタイピンを付ける

 

タイタニック式だと、
少しハードルが高い人もいるかもしれません。

 

そんなあなたにオススメなのは、
表からはネクタイピンが見えないようにする方法

 

 

 

付け方は簡単。

 

 

まずは、あなたのネクタイの大剣の裏側に、
ブランドタグや、小剣通しが付いているか?
を、確認してみて下さい。

 

 

 

タグがあったら、

 

  1. ネクタイを締める
  2. 小剣を、大剣のタグ位置より長い位置にくるようにする
  3. 小剣を、タグに通す
  4. ネクタイピンを、小剣とシャツだけで留める(大剣は留めない)

 

 

これでOK。

 

 

一見、ネクタイピンがあるようには見えませんし、

 

「ネクタイを遊ばせない」

 

というネクタイピンの機能も得られます。

 

 

この付け方なら、周りの目を気にしないで、
ネクタイピンを付けられます
ね。

 

 

 

 

いかがでしたか?

 

 

オジサン臭い!

 

と思って敬遠していたネクタイピン。

 

付け方や選び方一つで、
オシャレ上級者に早変わりします。

 

 

しかも、TPOに合わせて
付け位置や種類まで変えられれば完璧

 

どんな場面、どんな相手と会う機会があっても、

 

「おっ!この若い子は分かってる」

 

と、一目置いてもらえるでしょう。

 

 

ぜひ一度、ネクタイピンにチャレンジしてみて下さいねっ!!

 

 

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