男の祭り『新居浜太鼓祭り』って、
想像以上に凄いです!
新居浜太鼓祭りは、愛媛県新居浜市を代表する秋祭り。
「徳島の阿波踊り」「高知のよさこい祭り」と並んで、
四国三大祭りとしても知られています。
現在9地区で、全52台の太鼓台が参加しています。
各太鼓台は、それぞれ自治会や青年団が中心になって、
運営、管理等を行っています。
祭りの発生時期は、平安から鎌倉時代には存在したという説が有力。
太鼓台は、神社祭礼の際に
御輿のお供をする山車の一種であったものが大元。
時代を経るごとに、次第に祭りの中心的存在となっていきました。
幕末から明治時代初期の太鼓台は、
現在の子供太鼓台くらいの大きさしかなく、
飾りも質素でした。
しかし、別子銅山の開坑により産業が発展。
地域経済の発達により、太鼓台を所有する地域の対抗意識も高まって、
明治中期以降から急速に大型化!
明治時代中期から、現在の太鼓台と同じくらいの大きさになりました。
また、飾り幕は豪華に、
天幕も膨らみを持ったものを付けるようになりました。
現在では、瀬戸内沿岸の数多い太鼓台の中でも、
150人余りの男衆で差し上げられます。
澄んだ秋空に舞う新居浜太鼓台の姿は、
その豪華絢爛さ、勇壮華麗なことから「男祭り」と呼ばれ、
毎年約10万人の観衆を魅了する祭りとして、
全国的にも有名になりました。
実際、動画はスゴイです!
ぜひカップルで見に行かれてはどうでしょう♪
2015年の『新居浜太鼓祭り』の日程など、
しっかりリサーチします!
彼女が男衆にウットリしないように、捕まえておきましょうね(笑)
新居浜太鼓祭りは、日本三大けんか祭りとして有名です。
金糸に彩られた太鼓台と呼ばれるおよそ3トンの山車を、
150人ほどの「かき夫」とよばれる担ぎ手に担がれて、
市内を練り歩きます。
大きく分けると、市内3地区でかき比べが行われます。
突発的に起こる太鼓台同士の喧嘩には気を付けてください!
そして、会場には駐車場がほとんどありません。
タクシー等の利用がおススメです。
2014年、『新居浜の太鼓祭り』に初参加しました。
新居浜の人は、太鼓祭りのために一年間過ごす!?
と言っても過言ではないくらい熱のこもった祭り!
ものすごく重い太鼓を皆で担いで半ば喧嘩?
みたいな迫力でした。
祭りを通して皆がひとつになってる!って感じですね〜。
『新居浜太鼓祭り』は男祭りであり、
主に男性のみが祭りに参加します。
祭りのメインは、太鼓台と呼ばれる巨大な山車の練り歩きです。
瀬戸内海沿岸では、『新居浜太鼓祭り』に似た山車が見受けられますが、
その中でも新居浜のものは巨大で絢爛豪華!
高さ約5.4m、長さ約11m、重さ約2.5tにもなる太鼓台を、
総勢150人ほどの「かき夫」と呼ばれる担ぎ手たちが担ぎ上げる様は
まさに勇壮そのものです。
❖総責任者
太鼓台の先頭に立って、太鼓台の動きを指示する人たち。
❖指揮者
前後2人ずつ計4人が「かき棒」の上で、
太鼓台の進行、演技方法を笛と指揮棒(手旗)と掛け声によって
「かき夫」に伝える人たち。
❖太鼓係
太鼓台の内部に吊られ固定された太鼓を、
2人が向かい合ってたたきます。
「指揮者」の指示により、たたき方を変えて
「かき夫」を盛り上げます!
❖重係
太鼓台の巨大化で障害物を撤去する必要が生じ、
「重り」の上に乗ってその仕事をします。
前後2人ずつ計4人が「くくり」周辺に配置されます。
❖かき夫
揃いのハッピで、太鼓台の「かき棒」を支え、
「指揮者」の指示で太鼓台を担ぎ上げたり、差し上げたりする人たち。
1台あたり約150人で構成します。
❖運行係
太鼓台の運行を「かき棒」棒端で調整したり、
祭りの最中に事故が起きないよう、太鼓台の進路を確保する人たち。
❖車係
太鼓台の「台場」に設置する台車や二輪車を着脱する人たち。
太鼓台の経緯欄豪華なこと!
飾りや、揺れる大きな房。
迫力満点なのに装飾は細かいんです。
太鼓台を見るだけでも、祭りに行く価値ありですよ!
この太鼓台、通常は“車輪”がついた状態で運行されるのですが、
会場での「かきくらべ」では、車輪を外して「かき夫」が担ぎ上げ、
天高く「さしあげ」をします!
天高く「さしあげ」をします!
男衆を鼓舞するように太鼓が早打ちされ、
太鼓に乗った指揮者の絶妙な指示で競い合う、
まさしく男衆の力比べ、技比べです。
「かきくらべ」は、祭り期間中、市内各所で繰り広げられます。
開催期間:2015年10月16日(金) ~ 18日(日)
問い合せ:新居浜市 ℡0897-65-1261
新居浜市観光協会 ℡0897-32-4028
『新居浜太鼓祭り』での喧嘩というのは、
鉢合わせとも言われる、太鼓台同士をぶつけ合うことなんです。
実のところ、この鉢合わせは、祭りを盛り上げるために、
地区同士の話し合いで行われる場合もあれば、
突発的に発生する場合もあるんです!
毎年祭り期間中は、安全面も考慮して、
愛媛県警から機動隊も投入されるみたいですよ。
それでも毎年鉢合わせで、怪我人が出てしまうようです。
見物する時は、巻き込まれないようにしましょう。
※太鼓台の周辺は危険です、安全な場所で見物しましょう。
祭り期間中に、有料観覧席が3,000円で販売されます。
有料観覧席:一宮の杜ミュージアム(一宮神社南参道)
◆観覧チケット販売所
- イオンモール新居浜2F総合インフォメーション (0897)31-0500
- トップツアー新居浜支店 (0897)37-0181
- フジトラベルサービストムズ新居浜営業所 (0897)32-4001
- 読売旅行 新居浜営業所 (0897)65-3065
- 銅夢にいはま (0897)35-2468
- 一宮の杜ミュージアム事務局 (0897)37-1123
◆駐車場情報
例年通りなら、新居浜市経済センターJAグリーンの駐車所と
山根グランド周辺です。
新居浜駅から会場行きのシャトルバスが、運行されると思います。
シャトルバスなら迷うことなく会場に到着します。
(これも例年通りなら)
◆「おまつり広場」・「一宮の杜ミュージアム」へのアクセス
- 新居浜駅から 車で約10分/新居浜インターから約20分
- 国道11号西之端交差点から車で約15分
- 国道11号東城交差点から車で約15分
❖新居浜市外からのアクセス
- 岡山から 車で約1時間40分、JRで約1時間40分
- 松山から 車で約1時間、JRで約1時間
- 高松から 車で約1時間10分、JRで約1時間30分
- 徳島から 車で約1時間40分、JRで約3時間
- 高知から 車で約1時間30分、JRで約2時間30分
- 尾道から 車で約2時間10分
- 松山空港からは車で約1時間10分、高松空港からは車で約1時間20分
- 大阪・神戸方面からはフェリーで約9時間
ちなみに日本三大喧嘩祭りとは、
- 新居浜太鼓祭り
- 伊万里トンテントン祭り
- 飯坂けんか祭り
の総称です。
くれぐれも、気を付けて見物しましょう!
コメント