わたしの実家の庭には、
両親の結婚記念樹が植えてあります。
ですが、わたしも含めた兄弟誰も、
具体的な日付は把握していない。。。
結婚記念日は、夫婦二人のもの、
という勝手なイメージがありました。
でも私も、一度は結婚しましたので、^^;
大きな節目には、子どもからのお祝いも、
してあげた方が喜ばれるかな〜
と、最近になって考えています。
一般的に結婚記念日はいつの認識?
結婚記念日をいつととらえるか?は、
人によって違いますよね。
婚姻届を届け出た日を結婚記念日にする人。
結婚式を挙げた日を、結婚記念日とする人。
だいたいは、この二つに別れます。
最近は、結婚式を上げないカップルだけじゃなく、
婚姻の届けをしない形などもありますので、
そんなカップルは分かりやすいですよね。
もともと結婚記念日とは、西欧で始まった風習。
夫から妻へ、結婚記念日の名称にちなんだプレゼントを贈ります。
発祥地であるイギリスでは、15年目までは1年単位、
16年目以降は、5年単位でお祝いします。
日本でも祝うようになったのは、明治27年、
明治天皇の「大婚25年祝典」が始まりとされています。
いくつもの記念日がある中で、
結婚25年目の銀婚式、
50年目の金婚式を盛大に祝うようになったのは、
明治天皇の銀婚式がきっかけ。
私が記憶に残っているのは、かつてCMで視た、
結婚10年目に贈る、スウィートテンダイヤモンドかな〜。
正式には錫婚式と言うのですが、
夫婦が錫のように美しく、そして清らかで柔らかく・・・
という意味なので、ダイヤモンドではではないんです。
ダイヤモンドのイメージが定着したのは、
この宝石業界のの販売戦略。
当時のCMからなので、
完全に日本オリジナルの風習なんですね。
銀婚式と銀婚式、それぞれの意味
銀婚式は、25年を一つの区切りとして挙げられます。
これまでいろいろな苦労もあったでしょうが、
仲睦まじく過ごせたことに感謝し、
いぶし銀のように美しさで輝いている夫婦の充実した生活を祝う・・・
というお祝い。
金婚式は、50年という半世紀もの間添い遂げてきた幸せと、
夫婦で手を取り合って過ごして来た日々を振り返り、
金色のごとく輝いた夫婦の結婚生活を祝う・・・
という催し物です。
結婚記念日の名称は、年が進むにつれて
- 1年目の「紙」
- 2年目の「藁」「綿」
- 3年目の「革」
など、やわらかいものから始まり、
やがて
- 15年目の「水晶」
- 25年目の「銀」
- 50年目の「金」
など、硬いものに変わっていきます。
これは、結婚記念日を迎えていくごとに
夫婦の絆が深まっていく過程を表している、
と言えますよね。
銀婚式と金婚式の祝い方
結婚記念日の名称には、宝石が多く使われています。
そして夫から妻へ、その年の名称にちなんだ宝石を贈ることが多い。
でも今は、二人で記念日を祝う気持ちが大切にされていますので、
妻から夫へプレゼントをする例も増えてきています。
銀婚式には、
銀のスプーンや銀のアクセサリーなど
銀にちなんだ銀製品を贈ることが一般的です。
夫婦でディナーに出かけるなど、
夫婦が主体でお祝いすることが多くあるのですが、
結婚25年ともなると、子育てから手が離れていることもあって、
子から親へプレゼントを贈ることも増えてきています。
銀婚式の場合、まだ社会人になったばかりであったり、
学生であったり、という場合も多いです。
自由に使えるお金が少ない場合には、
負担がかからない程度のペアグラスなどでもかまいません。
「これからも二人仲良く過ごしてください」
という気持ちが伝わるプレゼントなら、
何でも良いのではないかと思います。
金婚式ともなると、夫婦二人というよりも、
子どもや孫、または友人知人がパーティを開いてくれることも
多いのではないでしょうか。
プレゼントは、金にちなんだアクセサリーなどが定番だと思います。
- 夫婦の思い出の曲のオルゴールにメッセージを添えたもの
- 名前や記念日が刻まれている夫婦茶碗
- 二人の歴史に敬意を表して時計
などの、記念品を贈る人も多いです。
銀婚式や金婚式などの大きな節目になくても、
結婚記念日には、お花くらいは贈ろうかな~
なんて気持ちに、わたしもなりました ^^
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