大切な尊敬する親が、認知症と診断されてしまったら・・・
とても不安になりますし、
なかなか受け入れることが出来ないかもしれません。
ですが認知症は、
家族や周りの人が理解して接していくことが
何よりも大切で重要なこと。
特に症状が進行してきて、
中期と呼ばれる段階になってくると、
身内だけの問題ではなくなってしまいます。
そんな認知症の中期症状、知識を深めておきましょう。
自分の親が認知症と診断!進行後の症状は?
もしもあなたの親が、認知症と診断されてしまったら?
当然、不安になってしまいます。
なかなか認めたくないかもしれません。
でも、いつまでもそのままという訳にもいきませんよね。
認知症は、老いに伴う病気の一つ。
脳の細胞が死んでしまったり、働きが悪くなってしまって
起こる病気です。
記憶力や判断力に障害が起こり、
約束の時間や日程を間違ってしまったり、
忘れてしまったり。
その事よって、なぜか周囲の人に対して
怒りっぽくなったり。
外出をしても、何を持っていったのか忘れてしまったり、
忘れ物をしている事にすら、気付かなかったり。
社会生活や、対人関係に支障が出る状態が
およそ半年以上継続していると
認知症であると言われています。
初期症状で気付いた場合は、完治できる場合もあるので
出来るだけ早い段階で専門医に受診するのが大切です。
中期以降の認知症の症状!
![認知症のおじいちゃん](https://evltns.com/wp-content/uploads/2015/04/20150421193513.jpg)
一緒に生活をしていれば、
早く変化に気付いて、対応することが出来るかもしれません。
ですが、離れて暮らしていたり、
変化に気付けなかったりした場合。
認知症の症状は、どんどん進んでいってしまいます。
中期になると、会話などで意思の疎通をとること自体が
難しくなってしまいます。
会話をしていても、
相手の言葉の意味が理解出来なかったり。
自分が言ってる言葉も、支離滅裂になってしまったり・・・
色々な事が、即座に理解が出来なくなるんです。
こちらが質問をしても、答えることができなくなります。
「自分に対して質問されている」
という認識自体が出来なくなってしまいます。
ただ、まったく理解出来ないわけではなく
ニュアンスで話していたり、理解をしている場合もあるので、
会話はより慎重に、ゆっくり丁寧にする必要があります。
新しい出来事は、まったく覚えていられなくなり
昔の出来事も曖昧になってしまいます。
ですので、日常で全面的にサポートを
してあげる必要が出てきます。
失禁してしまう場合もありますし、
何もかもを理解出来なくて、
不安に感じています。
ですので、日常のサポートだけじゃなく、
心のケアも重要になってきます。
中期の認知症!その対処方法!
![怒っているおじいちゃん](https://evltns.com/wp-content/uploads/2015/04/20150421193513-2.jpg)
対処方法としては、
まずは周囲の人が知識をつけること。
そして、理解をする事が重要です。
もし、あなたの親が認知症と診断されてしまったら、
今後、どのように接したら良いのか?
どのようにサポートをして行ったら良いのか?
などを、医者や専門家にコマメに相談しましょう。
そうする事で、あなた自身の心のケアにもなります。
あなた自身も不安だと思います。
ですが、誰よりも不安に感じているのは、
認知症にかかってしまった本人なのです。
認知症の症状によっても対応の仕方は違うので、
不安にさせないように接していくことが大切。
あなた自身にも、生活や仕事もあるでしょう。
時には、お互い苛立ってしまって、
ケンカをしてしまうような事が起こるかもしれません。
そうなった時のためにも、
事前に介護保険サービスなども調べておきましょう。
もし疲れてきた時には、我慢しないで利用するのも、
必要ですよ。
大切な親ですし、家族です。
親子だからこそ、
お互いついつい感情的になってしまう時もあるはずです。
そんな時には、やはりプロの対応に任せた方が
良い場合も出てくるでしょう。
介護をしながらも、自分の時間を作る工夫をしたり
親の症状を話せるコミュニティを見付けるなど。
認知症と賢く付き合っていければ良いですね。
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