本当にその装備で大丈夫?富士山の装備の予算や注意点とは?

富士山

初めて富士山に登るなら、楽しみがたくさん!

でも、色々と不安な事もあります。

 

「水(水分)はどれくらい持って行けば良いの?」

 

 

特にこの疑問が多いはず。

 

初心者は1Lをザックに入れて持って行き、

途中で500mlの味の付いた飲みのもを、

山小屋とかで買うのが一般的。

 

あまり多量の水を登山口から持って行くのは、

体力を使ってしまうので。。。

 

 

全部が、味付きだとドンドン飲んでしまうので、

水を中心に飲んで、あとはジュースやポカリ。

 

お茶はご褒美感覚でチビチビ飲むって感じでしょうか。

 

 

富士山では、いつでも水分は購入できます。

 

飲めるのかどうか分からないような水を飲んだり、

体力を消耗するほどの量の水を持って登る必要は、

まったくありません。

 

 

 

「山小屋って水が飲めるんでしょうか?」

 

 

実は、富士山の山小屋には、水道が無いんです!

 

食事の時にはペットボトルの飲み物が出てきます。

 

 

もっと飲みたければ購入し、

手が汚れればウェットティッシュで対応。

 

 

女性も男性も、みんな日焼け止めを塗ると思いますから、

化粧落とし用のウェットシートを用意しておくと便利かも。

 

 

富士山では、本当に水が貴重なんですね。

 

 

 

山小屋は、原則予約が必要です。

 

ただ、泊まる予定はないけれど

休憩のための数時間(2~3時間)の仮眠を

受け入れている山小屋もあります。

 

 

日帰りの場合でも、事前に仮眠のできる山小屋を

チェックしておきましょう。

 

 

特にご来光を見るための夜間登山の場合、

疲れていて、もし服が濡れたりしていたら、

無理せずに山小屋で仮眠しましょう。

 

 

道端で横になるって事だけは止めましょう。

低体温になり、命にかかわります。

 

 

 

では今回の本題!

登山初心者に必要な『装備』や『予算』はどれ位なんでしょう?

 

形から入る人もいるし、まず最低限の物で行きたい人もいるでしょうね。

 

 

山は天気も変わりやすいでしょうから、

命を守るための物はシッカリ揃えておきたいと思います!

 

 

 

初心者が富士登山をするための予算や装備は?

 

 

 

登山に必須な装備

 

 

❖登山靴

 

登山で一番重要な装備です。

 

スニーカーでも構いませんが、できるだけ靴底が厚く、

滑りにくいものを選びましょう。

 

厚手の靴下を履いても窮屈でない靴がベストです。

 

 

❖ザック

 

1泊2日であれば20~30リットルのサイズで十分でしょう。

 

体にフィットしたものを選びましょう。

(背負った時に肩に負担がかかり過ぎないようにするためです。)

 

サイドポケットに飲料水を入れるタイプや

腰ベルトにポケットがついているタイプが便利です。

 

 

❖雨具

 

天気予報が晴れでも、山の天気はとても変わりやすいです。

雨具は必ず持って行きましょう。

 

ペラペラな雨具ではなく、

ゴアテックス素材で上下に分かれたタイプを選んでください!

 

 

❖防寒具

富士山の頂上は夏でも平均5℃程度で、

朝晩は氷点下にまで冷え込みます。

 

山小屋内は長袖+フリースでも大丈夫ですが、

夜間登山する場合は、ハードシェルが1枚あると良いですね。

 

※ハードシェルとは、

『高度な防水透湿性(外からの雨を防いで、内からの汗の蒸発を促進する)』

ジャケット。

 

 

❖着替え・タオル

 

山小屋では基本お風呂はありません。

下着、Tシャツ、靴下など予備で持って行きましょう。

(雨で濡れたままでは、体温が下がり危険です。)

 

 

❖飲料水

 

こまめな水分補給は脱水予防だけでなく高山病対策にもなります。

 

 

❖行動食

 

登山の行動中にとる食べ物です。

かなりのエネルギーを消費するので、

食事以外にも、行動食でカロリーを補うことが望ましいです。

※飴、チョコ、ドライフルーツ、カロリーメイトなど。

 

 

❖お金・保険証など

 

入山料1,000円(任意)、トイレ1回200円(無料の所あり)、

飲み物などを購入する際に必要です。

 

事前に細かいお金を用意して行きましょう。

 

また、万が一の場合に備えて保険証は必要です。

 

 


ストック

 

 

登山であった方がいい装備

  • ストック…2本ストックが安心。
  • 手袋…防寒と安全の為に。
  • ヘッドライト…夜間登山の場合は必須の装備です。(電池の確認を忘れずに。)
  • ザックカバー…ザックが雨で濡れないようにするビニール製のカバー。
  • 日焼け防止グッズ…日焼け止め、サングラス、つばの広い帽子。

 

 

登山であると役立つ装備

 

  • アームウォーマー
  • ゲーター
  • 常備薬など
  • カイロ
  • ルートマップ
  • トイレットペーパー
  • ゴミ袋

 

 

◆予算をできるだけ抑えたい!

 

❖レンタルという手があります。

 

登山用の靴・ザック・雨具で、7,000円~でしょうか。

 

他は、手持ちの物でとりあえず“登山”を体験してみましょう。

 

 

❖登山靴だけは購入する場合。

 

靴は一度買っておけば、次の機会にも使えます。

購入して損はないと思います。

 

10,000円位から20,000円の予算の方に向いてます。

アウトレット店だと同じ予算で、他のグッズも揃います。

 

 

❖予算が20,000~50,000円の場合

 

極端にメーカーにこだわらなければ、装備は揃うと思います。

 

この場合もアウトレットモールは重宝しますよ!

(ゴメンなさい、私が良く利用するものですから・・・)

 

靴が10,000~30,000、ザックが5,000~10,000、雨具・防寒具が10,000位

という感じでしょうか。

 

予算があれば、靴は自分に合った納得できるものを選びましょう。

 

 

だんだん良いものが欲しくなるんでしょうね。

命を守るものですからお店の人に良く相談しましょう!

 

 

初心者の登山には、どんな注意点が必要?

 

 

富士山初登山

 

 

★初登山でテンションが高くなり、スタートから早いペースで歩いてしまった。

体力には自信があったけれど、汗をかき過ぎて、頂上で冷えてしまった。

 

着替えは充分必要だし、無理のないペースで歩くのがポイント!

汗冷え対策のために吸汗速乾性のある下着やウール混素材などを着るのがオススメ。

 

★出発してからはトイレのタイミングや場所がなかなか見つからず、

頂上までガマンしてで登ることに。

 

入山前や中間地点などでトイレを見つけたら、

したくなくても必ず用を足すことが大切です。

 

トイレをガマンして水分を控えるのは絶対にNGですよ!

 

 

★山頂でご飯を食べるのを楽しみにしていましたが、

登頂した時は疲れで食欲がなく・・・

 

結果、下りの後半はずっと空腹。

登山では、食べられるときに、こまめに食事するのが良いですね!

 

行動食は持参しましょう。

 

 

★5月の暑い日だったので軽装で登山したら、

頂上に行くにつれて寒くなりました。

 

おまけに途中で晴れから曇りに変わったこともあって気温がだいぶ下がり、

せっかく頂上まで登ったのに寒さで早く降りました。

 

寒さ対策に軽量で持ち運びに便利なウェアは必需品です!

 

 

★登山は下りも気を引き締めてと聞いていたのに、

山頂でビールを飲み過ぎ、時間を使いすぎ。

 

そのせいで帰りはお腹が一杯だし、到着もすっかり夜に。

 

下りの時間を考えて、山頂での楽しみは、ほどほどにしておくのが安全です。

 

 

★日焼けには注意です!

日焼け止めは塗って行き、汗で取れてしまうので、携帯しましょう。

できれば、サングラスも付けていた方が良いです。

頂上に近づくほど紫外線が強くなります。

 

できれば初登山の前に、ベテラン登山者のアドバイスが受けられれば心強いですね!

 

 

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