日本古来から伝わって来ている、
伝統行事の一つとも言える、
毎年2月3日、節分の日。
実は私も、子供の頃にはあまり意味も知らないで、
鬼に豆をまいて、家の中に落ちている豆を、
兄弟で競って拾って集めるのが楽しかった事を、
鮮明に覚えて居ます。
その後に、
自分の年の数だけ豆を食べるというのも楽しくて♪
いつも歳の数以上に口の中に含んで、
「豆は消化が悪いから、年の数以上食べてはだめ…!」
と、母親から叱られてました(笑)
そんな、私の子供が幼稚園に通うようになり、
初めて「豆まき」をすると楽しみにしています。
近頃は、色んな事に
「どうして…?なぜ…?」
と、質問攻めにあっています^^;
あなたのお子さんも、豆まき行事に参加した後には、
必ず、たくさんの
「どうして…?」
の嵐がやって来るはず(笑)
その前に、きちんと応えられるようにしておきましょう!
節分に豆を食べる由来
「どうして…?」
「節分の時だけ、歳の数だけ食べるの…?」
確かに、そうですよね。
節分以外の日にも、豆は食べていると思いますけど、
食べ過ぎには注意しますが、
特に年齢に関して食べる数を指定はしないですよね!
「なぜ、大豆なのか…、」
その理由は・・・
大豆は五穀の内の一つで、
日本では昔から、米の次に神前に使われて来たから。
米の場合は粒が小さい為に、
悪霊を追い払い拾うのにも丁度良い事や、
毘沙門天の昔話も関連があるのですが…。
また、節分の時にまく豆は炒った豆を使い、
部屋の中で、蒔いた福豆だけを拾った物を
歳の数だけ食べると言われています。
それと、何故炒った豆なのかと言うと・・・
蒔いた豆を拾い残してしまって、
「忘れられた豆から芽が出てしまわないように、
火を通している」
という理由があります。
節分の豆、年の数だけ食べる理由・・・
昔の節分と言うのは、立春の1日前に行われていました。
年の瀬の「大晦日」と同じ様に考えられていて、
火で炒った豆で、撒き、邪気を払ったのですね。
家の中に
「福はうち~・・・」
と言って蒔いた豆を「福豆」と呼びます。
福豆を年の数だけ食べる事で、
「来る歳も元気に病に掛かる事なく、
幸せな生活が出来るように…!」
と、願いを込められていました。
これらの理由には、
「豆を炒る事で邪気を払った豆を食べ、
鬼を退治する事が出来る」
と言われて来ました。
一般的に言い伝えられている、福豆はを食べる時には、
「数え年食べるのが良い」
と言われているので、
通常の年齢より一つ多く食べるのが決まりなんですよ!
一つ多く福豆を食べる事で、
「翌年」も病気知らずで元気に暮らせます様に…
といった思いが、昔から込められています。
日本古来の行事、
出来るだけ長く続けていきたいものですね。
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