お見合いはしたけれど、相手がどうにもピンと来ない。
こういう事って、実はありがちなこと。
そうした時、どうやって断りの意思を伝えるのか?
慣れないことですが、自分の一生を決めること。
ためらいは禁物です。
最低限守るべきマナーに従い、お断りをしましょう。
では、その最低限守るべきマナーとは?
相手を傷つけずに断る方法、タイミングとは?
一緒に考えてみましょう。
お見合いをして、その返事をするタイミングは
2~3日中が最も望ましいと言われています。
もしも無理だとしても、1週間以内が常識的な範囲です。
仕事が忙しかったり、プライベートが忙しかったりと、
人によって色々な事情はあるはずですが、
1週間以内に返事は必ず出しましょう!
断る時は、仲介人(世話人)の家を訪ね、
丁重な断りの挨拶をするのが礼儀です。
ただし、お見合いの相手となった方の人格を傷つけるようなことや、
仲介人に失礼になるようなことは、
絶対に口に出してはいけません。
同時に、預かっていた覚え書きや写真は、
その時に仲介人の方に、返却しましょう。
相手を傷つけない言葉にする

お断りの言葉を口にする場合は、
次のような言い方が良いでしょう。
「ご来歴がご立派過ぎて、
とても釣り合わないお話だと思いますので」
とか、
「とてもご良縁だとは思いますが、
もう少し本人がひとりでいたいと望んでおりますので」
などの言い方です。
また、婚約まではしていないが、実は付き合っている人がいたり、
恋愛関係までにはなっていないけど、意中の人がいるなど。
こういった事情は具体的に言えませんので、
「まだ少し早すぎるような気がしますので」
といった、無難なお断りの仕方が良いでしょう。
誰もがそうでしょうが、
話をOKするよりは、断る方が、数段難しいと思います。
言い方や書き方にも、細心の注意を払うべきでしょう。
自分の経験を思い出してみてください。
お見合いは滅多にないことでしょうが、
恋愛なら、誰でも多く経験しますよね。
「OK」なら気が楽でしょうが、
「無理」という場合には、とっても気を使いますよね。
それと同じと考えてみてください。
私も無理な場合の言い方には、
とても苦労したことを覚えています。
かなりのストレスで、食事もまともに出来なくて、
激やせしてました ^^;
仲介人に手紙での返事は許容範囲

では,文章で書いて伝える場合には、
どんな書き方が良いでしょう?
もちろん、相手は仲介人宛てです。
例文
「拝啓 風薫る5月、
○○様にはお元気にお過ごしのことと存じます。
先日は、結構なお話を頂きまして、
誠にありがとうございました。
しかしながら、今回のお話は、
遠慮させて頂けませんでしょうか。
ご紹介頂きました通り、
・・・様は大変ご立派で素敵な方だとお見受けいたしましたが、
お話をさせて頂いた際、結婚後の希望や意向に
私との相違点がございました。
私のわがままで誠に心苦しく存じますが、
ご理解の上、何卒ご寛容賜り、
先様には宜しくお取り計らい下さいますよう、
お願い申し上げます。
敬具」
メールでの断りは基本的にはNG

直接お会いして、仲介人あるいは相手に対して、
断りの言葉を伝える時と同様、手紙でも、
①(断る場合は)早めに断る
②相手に対して失礼のないような言葉(文章)で文面をつづる
③自分の気持ちや感じたことをはっきりと伝える
などに配慮が必要です。
仲介人がいる場合は、
相手より先に仲介人に返事を伝えることも常識です。
まとめ

メールが全盛の昨今ですが、
お見合い後の断りを伝える手段としては、
出来ればメールは避けるべきでしょう。
最低限、丁寧に書き記した手紙、
より望ましいのは直接伝えることです。
断り方ひとつで、相手の方はもちろんとして、仲介人の方も、
あなたに対しての印象が大きく変わります。
そしてそれは、周囲の人にも伝わります。
きちんとした断り方が出来れば、
さらに良縁を引き寄せることにもつながります。
頑張って断って下さいね(笑)
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