細い人でも危険!?脂肪肝は何が原因?自覚症状や予防の基本!

健康

 

父が健康診断で言われたこと。

 

「脂肪肝だから、生活改善しないと肝臓ガンになっちゃうよ」

 

ショックを受けて帰ってきました。

 

 

まったく太っていない。

 

それどころか、少し体重を増やさないといけないくらい、
かなり痩せている父。

 

 

健康診断での意外な結果。。。

 

 

 

脂肪肝。

 

まだまだ若い(と思っている)わたしにとっては、
まったく馴染みがない病気

 

 

「生活改善って、何をしたら良いの?」

 

と聞かれても、何をどうしてどうやったら良いのか?

 

 

まったくもって、分かりません。

 

 

 

ということで今回は、

 

脂肪肝について、
出来るだけ分かりやすく、まとめてみました。

 

 

 

脂肪肝って何なの?

 

まずは基本。

 

脂肪肝とは何なのか?

 

 

 

脂肪肝とは、その名の通り、
肝臓に大量の脂肪が溜まる病気です。

 

 

昔の日本には無かった病気。

 

ですが明治維新後の食の欧米化、

 

特に戦後の高度経済成長期に、
日本がドンドン裕福になるにつれて、
急増してきた病気です。

 

 

今の日本では、潜在的な人も含めて、
4人に1人は、肝臓になにかしらの問題があるのですが、

 

その約80%は、脂肪肝の傾向があるとも言われています。

 

 

脂肪肝の原因って?

 

冒頭でも話しましたが、
脂肪肝は、わたしのように(笑)若い世代には、
発症している人が少ない病気。

 

20代や30代では、普通に生活している人だと、
ほぼいないでしょう。

 

 

しかも、若い女性での脂肪肝になっている比率は、
かなり低いんですね。

 

その理由は、
脂肪肝になってしまう主な2つの原因から。

 

 

①飲酒による脂肪肝

 

脂肪肝の主な原因と言われているのは、
やっぱり飲酒。

 

ビール1〜2杯くらいだと問題ありませんが、
それ以上の量を飲酒しているとなると、
注意しなければいけません。

 

 

ビール3杯以上相当のアルコールを毎日飲んでいる人は、ほとんどの人が、脂肪肝や、なにかしらの肝臓の異常を持っている
と考えた方が良いでしょう。

 

 

 

「わたしは、毎日だけど1〜2杯だから大丈夫!」

 

といって、毎日飲んでいたらダメですよ!

 

ちゃ〜んと、休肝日は作るようにしましょう。

 

 

②栄養過多による脂肪肝

 

もう一つの理由は、
栄養過多による脂肪肝

 

 

肝臓では、食べた物の脂肪酸を中性脂肪に変えて、
エネルギーに変えてくれます。

 

この変換機能を上回った、大量の食事をしてしまうと、
中性脂肪が肝臓に溜まってしまって、
脂肪肝になってしまいます。

 

 

 

 

これらの二つの原因ですが、
サラリーマンの男性だと、仕事での付き合いで、
どうしてもやってしまっていることが多いですよね。

 

女性の場合は、たとえ飲み会が多い職場で働いていたとしても
男性ほど生活習慣が乱れている人は少ないでしょう。

 

 

これが、女性よりも男性の方が、
脂肪肝が多い理由なんです。

 

 

 

ただ実は、この栄養過多は、
脂っこい食べ物やアルコールが好きな人だけの
病気じゃない
ところが怖いんです。

 

 

甘い物が好きな人でも、脂肪肝になってしまう可能性があるんです。

 

糖質も、脂肪酸になってしまうんですよね。。。

 

 

 

特にここ数年、コンビニなんかでも、
手軽に美味しいスイーツが手に入るようにもなりました。

 

手軽さがかなり影響し、
女性の脂肪肝患者が、少しずつ増えてきているデータもあります。

 

 

ちなみにわたしも、甘いものには目がないので、
ちょっとショックです。

 

疲れた時や、残業の時のお菓子のバカ食い、
ちょっと控えないといけないな。。。。

 

 

脂肪肝の自覚症状はあるの?

 


肝臓

 

血液検査で脂肪肝が発覚する人もいますが、
実は、それだけじゃ分からない事も有るらしく。

 

健康診断で大丈夫だったからと言って、
一概に安心することが出来ないのが、
ちょっと怖いです。。。

 

 

自覚症状が無い病気というところも怖いですね。。。

 

 

 

逆に言うと、自覚症状が出てきた頃には、
もう既に手遅れになってしまっています。

 

 

脂肪肝は、進行してしまうと、
肝硬変や肝臓ガンになってしまいます。

 

自覚症状とは、既に他の病気を
発症している状態なんですね。。。

 

 

 

人によっては、脂肪肝の自覚症状として、
倦怠感や、頭痛、吐き気、めまい、

 

人によってはゲップや眠気を感じるということも有ります。

 

 

ですがこれらの症状は、脂肪肝と言うよりも、
生活の乱れによる体調不良や体力の低下、
他の病気が発症しての自覚症状でしょう。

 

脂肪肝が原因と言うよりも、
これらの症状が出るほど乱れた生活をした結果、
脂肪肝を発症してしまっているとも言えます。

 

 

脂肪肝の予防や治療方法は?

 

基本的には、
禁酒や減酒、食生活の改善が第一

 

 

脂肪肝は、この二つ意外の原因も考えられますが、
今の日本の社会で、普通に生活をしていて
脂肪肝になってしまう人のほとんどが、
この2つの理由です。

 

 

 

会社員の場合、どうしても仕事で断れない時も
あるかもしれません。

 

ですが、アルコールが苦手と言ったり、
医者に止められていると言ったりして、
断るようにしましょう。

 

 

仕事と健康、どちらが大切ですか?

 

 

 

居酒屋などでは、唐揚げを頼む人も多いのですが、
これにも手をつけないように!

 

あとは、肉やバターなどを減らしたり、
魚料理や、海藻系のサラダ、キノコサラダなんかも、
中性脂肪を下げてくれたり、ビタミンCやビタミンEを
摂取することが出来ます。

 

 

 

もう一つ、重要なことがあります。

 

 

それは、適度な運動です。

 

食事制限だけでは、脂肪肝予防や改善は出来ません。

 

 

その理由は、脂肪が減るだけじゃなく、
筋肉量も減ってしまうから。

 

筋肉量が減ってしまうと、
脂肪の燃焼量も減ってしまうので、
脂肪肝が悪化してしまう可能性もあるんです。

 

 

毎朝のジョギングが出来ることが理想ですが、
脂肪肝になってしまっているあなた、無理でしょ? (^_^;)

 

ですので、ささやかなところから始めましょう。

 

 

出勤のときには、一駅手前から歩いてみたり、
定番の、エレベーターじゃなくて階段を使うことを意識したり。

 

 

あとは、少し早めに歩くことを意識するのも良いですね。

 

「競歩?」と思うくらい早く歩けば、
同じ距離を歩いたとしても、
かなり脂肪を燃焼させることが出来ますよ。

 

 

 

 

脂肪肝は、簡単に言うとフォアグラです。

 

▼こんな感じ▼
フォアグラ

 

 

食べる分には美味しいですが、
自分のお腹の中が、こんなことになってたらと思うと。。。(^_^;)

 

 

 

脂肪肝は、生活習慣の改善をすれば、
半年もあれば改善することが出来ます。

 

わたしの父も、定期的に検査は必要ですが、
なんとか無事に、脂肪肝は改善されました。

 

 

もし脂肪肝を疑われたら、
出来るだけ早く、生活習慣の改善を始めて下さいね!

 

 

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